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「戦後再発見」双書10

日米同盟・最後のリスク

なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか


布施 祐仁 著

単行本 ¥1,650

刊行年月日:2022/05/09
ISBN:978-4-422-30060-3
定価:1,650円(税込)
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:304頁

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内容紹介

いま、ほとんどの日本人が知らないうちに、大変な事態が進行している。
米軍が沖縄だけでなく、日本全土に核が搭載可能な新型ミサイルを配備しようとしているのだ。
本双書第9巻で、密約研究の父である新原昭治氏がのべているように、アメリカにとって日本というのは、ずっと「アメリカの核戦争基地」だった。それがいま、ついに最終局面を迎えているのだ。
このままでは、人類史上唯一の戦争被爆国である日本は、他国の軍隊(米軍)に核ミサイルを配備され、中国・ロシアとの「恐怖の均衡」の最前線に立たされてしまう。一方、その核ミサイルを発射する権利をもった米軍の主力部隊は、グアムやハワイなど、安全地帯へ一時撤退する計画だ。
これほど愚かな国が歴史上、かつて存在しただろうか。
情報公開請求による独自の日本政府文書発掘で知られ、ジャーナリストとして第一線で活躍を続ける著者が、その計画の全貌を報告し、警鐘を鳴らす。

【読者へのメッセージ】
アメリカと中国が戦争になれば、米軍が駐留する日本と中国との間で数千発のミサイルが飛び交い、最悪の場合、核戦争にまでエスカレートする可能性があります。日本の国土を再び「焼け野原」としてはならない。この一心で日米同盟のリスクに正面から向き合い、戦争回避の道を真剣に考えました。(布施祐仁/ジャーナリスト)
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目次

はじめに
序章 南西諸島で進む自衛隊のミサイル配備
第1章 三矢研究‐1960年代
第2章 日米共同作戦計画‐1970年代
第3章 シーレーン防衛‐1980年代
第4章 日米軍事一体化‐1990~2010年代
第5章 米中対立と核ミサイル戦争‐2010年代~
第6章 日本を再び「戦場」にしないために

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著者紹介

[著]布施 祐仁(フセ ユウジン)
1976年、東京都生まれ。ジャーナリスト。2012年『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』で平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞、日本ジャーナリスト会議によるJCJ賞、2018年、三浦英之との共著『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。情報公開請求による独自の日本政府文書発掘で知られる。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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    >>>PDF:1.82MB

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お客様の声

  • 日米同盟・最後のリスク

    投稿者 匿名 / 投稿日 2022/10/14

    私は、「日米安保はアメリカの世界戦略のためにある」ということはなんとなくわかっていたのですが、「米軍は日本を守るためにいる」という安保神話を信じている人たちに、「違うんだよ」ということをどう伝えたらよいかわかりませんでした。本書には、はっきりと、「米軍は日本を守るためにいるのではない」「南西諸島の自衛隊も島を守るためにいるのではない」と書かれていたので良かったです。
    1960年代から、時代を追って年代ごとに、日米安保がどのように強化されてきたのかがわかりました。
    60年代の三矢研究の時、既に、「日本が単独で攻めこまれる可能性は低い」と考えられていたことは衝撃的でした。
    最後に、日米安保の本質は、「日本全土を潜在的な米軍基地にすること」、それが、安保条約締結時に、対日講和の時からアメリカの戦略として決まっていたということがわかり、そうだったのか、とこれまでのモヤモヤが解け、読み進めてきたことが一つにつながりました。
    中距離ミサイルの日本全土への配備計画が、リアルに怖くなりましたが、戦争を起こさない方法や、著者による五つの提言も示されていて、希望がもてました。
    本書の内容は、難しいのですが、話し言葉で丁寧に説明してあるので、ゆっくりと読みこんでいくことで、理解できました。また写真やデータなどの資料もたくさん載っており、理解の助けとなりました。
    本書は、著者の20年にもわたる調査報道の集大成ということですが、一つ一つの事柄について、事実や根拠を示して検証し、結論を導き出しているので、納得できるし、1960年代から現代までの膨大な量の検証に圧倒されました。著者のジャーナリストとしての執念と矜持を感じます。
    私は著者の講演会にもよく行くのですが、とてもわかりやすく説明してくださいます。
    本書とセットで講演も聴くと、より理解が深まると思います。
    私も、身近なところから、本書を勧めたり、日米安保について話をする時の参考にしたいと思っています。

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