TOPICS 更新履歴

2020.07.15
「子どもの本100問100答」を更新しました。
2020.07.03
「今月のおすすめ本」を更新しました。
2020.06.15
「子どもの本100問100答」を更新しました。
2020.06.09
SDGs関連本特集ページができました。こちらからご覧ください。
2020.06.08
東京・麹町の日販図書館選書センターで特別展示を6月末まで開催中です。
ぜひお立ち寄りください。※現在は終了しています。

今月のおすすめ本

おすすめの新刊や話題の書籍を、教育・図書館関係者さまの推薦のことばとともにご紹介します。

イラストで学ぶ 地理と地球科学の図鑑

イラストで学ぶ 地理と地球科学の図鑑

柴山元彦、中川昭男日本語版監修/東辻千枝子訳
定価(本体3,000円+税)

地形のでき方や気候、生態系などの自然地理学・地球科学から、特に国際化社会を意識した人文地理学の主要テーマ、さらに技術の進歩が目覚ましい地図学のトピックや地理学研究の方法までを楽しいイラストで解説する学習図鑑。

ひと目でわかる 地球環境のしくみとはたらき図鑑

ひと目でわかる 地球環境のしくみとはたらき図鑑

トニー・ジュニパー著/赤羽真紀子、大河内直彦監修/千葉喜久枝訳
定価(本体2,800円+税)

大好評イラスト授業シリーズ第4弾。国際関係や社会経済システム、科学技術など、さまざまな要素が複雑に絡み合う環境問題を、豊富な写真やイラストでわかりやすく総合的に理解できる、これまでにないビジュアル図鑑。

すぐに役立つ366日記念日事典 第4版 【上下巻】

すぐに役立つ366日記念日事典 第4版 【上下巻】

日本記念日協会編/加瀬清志著
定価(本体3,000円+税)

1年366日の記念日を網羅した記念日事典の決定版。食、ファッション、健康、交通、歴史など、あらゆる記念日の名称や由来を解説する。ビジネスや趣味に役立つ実用的な1冊。結婚記念日、長寿祝いなどの一覧つき。

宮沢賢治の地学読本

宮沢賢治の地学読本

宮沢賢治著/柴山元彦編
定価(本体2,200円+税)

宮沢賢治の作品をもとに楽しく地学を学べる人気シリーズの第三弾。これまでごく一部しか引用できなかった賢治作品の中から特に地学的に優れた5作品を厳選し、詳しい註釈とともに全文掲載。賢治文学と地学の魅力に浸れます。

【ビジュアル版】世界の歴史 大年表

【ビジュアル版】世界の歴史 大年表

定延由紀、李聖美、中村佐千江、伊藤理子訳
定価(本体4,500円+税)

古今東西の帝国の興亡や、世界を変えた発明の数々、時代を画する科学的発見、多彩な芸術の発達など、さまざまな側面をもつ人類の歴史を134のテーマで読み解く、ビジュアル年表の決定版!

恐竜と古代の生き物図鑑

恐竜と古代の生き物図鑑

ダレン・ナイシュ監修/ジョン・ウッドワード著/田中康平監訳/喜多直子訳
定価(本体2,200円+税)

はるか昔、地球には恐竜をはじめ見たこともないような生き物が暮らしていた。化石の写真や復元図など、1000点以上のフルカラー画像とともに最新研究から解明された古生物の驚くべき世界を紹介。

知っておきたい日本の絶滅危惧植物図鑑

知っておきたい日本の絶滅危惧植物図鑑

長澤淳一、瀬戸口浩彰著
定価(本体1,800円+税)

京都府立植物園の元園長が約30年にわたって日本各地で撮影した貴重な写真を多数掲載。代表的な種の解説に加え、レッドリストや保全活動の現状など、私たちが知っておくべき問題点や取り組みをまとめた恰好の案内書。

NetGalleyで公開中

子どもの本
100問100答

子どもの本に関わる質問や疑問にQ&A形式でお答えします。内容は月替わりで更新いたします。
※2013年8月刊行『子どもの本100問100答』(一般財団法人大阪国際児童文学振興財団編)より抜粋
(2020.7.15更新)

夏休みの自由研究のためにおもしろい実験が出ている本を教えてください。

身近にあるふしぎと自由研究

 空はどうして青く見える? 雷はなぜ光ってごろごろ鳴り、落ちる?

 私たちの身の回りには、日常的に接していながら、そのしくみや原理など、正しい知識や情報を知らないことが意外にたくさんあります。自由研究は、子ども自らが興味・関心のあるテーマについて、主体的に調べ、探求し、その答えを見つけることを促す活動です。そのねらいは、子どもが自分の目で身近な事象を見つめ、さまざまな現象に興味や関心を抱き、そこに潜む疑問や課題に対して自ら答えを見つけようとする探求心を掘り起こす、いわば科学的思考を育成することです。

どのような観点で選ぶか

 多く出版されている「自由研究」をテーマとする本について、どのような観点で選べばよいのでしょうか。子どもが自ら行うことを前提に考えると、まず基本的なこととして、子どもが無理なく行えることが重要です。実験そのものの手順が図解や写真でわかりやすく記述されていること、実験にあたっての留意点が端的に書かれていること、実験に使用する器具や物品について、子どもが扱って危険がなく、準備物も大人の手を必要としなくてもよいことが条件といえます。

 加えて、実験方法や結果の書き方にも配慮が必要です。その実験によって、どのような科学的事実を導き出せるかが考察でき、今後の工夫の余地があり、応用して楽しめ、新たな発見につながる要素があることが望ましいといえます。こうした点をふまえつつ、子どもの科学的な知的好奇心を喚起するような視点が大事です。

自由研究をテーマとする本

 以上の点をふまえたものとして、たとえば『ギモンかいけつ!でんじろう先生の実験教室』(文化出版局、2012)は、テレビでもおなじみの著者による24の疑問(冒頭の質問など)と実験がわかりやすく紹介されています。同じ著者による『わくわく!自由研究』(主婦と生活社、2010)は、より多くの実験と情報を盛り込んだ高学年版。また『小学生のおもしろ科学実験 キッチンとお風呂でできる!』(実業之日本社、2010)は、家庭にある簡単なものを利用して「水と空気」「酸とアルカリ」「音と光」「磁石と電気」など、主なカテゴリからさまざまな実験を紹介。『やってみよう!夏休みの自由研究』(成美堂出版、2010)および『子どもと楽しむ!工作・実験・自由研究レシピ』(実教出版、2012)は、工作や観察なども取り上げつつ、自由研究のコツやまとめ方、発表の仕方などにも言及しています。

たとえば、キッチンでできる実験では

 家庭にある電子レンジを用いた実験を行うのが『電子レンジの実験』(学研、2010)です。身近な調理器具とキッチンの材料を使って、クイズ形式で実験を紹介しており、その結果には驚かされます。板倉聖宣『電子レンジと電磁波』(仮説社、2006)は、予想(仮説)をたて、結果を実験で確かめ、科学の基本的概念や法則を学習する仮説実験授業を提唱する著者のサイエンスシリーズの一冊です。電子レンジの仕組みを考えることで、電子や光線、電磁波に触れていきます。同じ考え方の本に、『ドライアイスであそぼう』(仮説社、2012)もあります。

環境やエネルギーに関する実験

 東日本大震災以降、環境やエネルギーに関する問題が大きく取り上げられています。「学校の樹木はどれくらいCO2を吸う?」「水で燃料電池を作ろう」などの実験を紹介する『実験でわかる!環境問題とエネルギー』(学研、2011)や、『中学生eco の自由研究』(永岡書店、2010)、『ガリレオ工房の科学あそびエコCO2編』(実教出版、2012)は、いずれも実験手順がていねいに記述され、実験と観察で環境を考えるきっかけになります。興味あるテーマに応じて選んでみてください。

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毎年4月に発行している学校・公共図書館さま向け図書カタログや、
4月以降に刊行した新刊のチラシを下記よりダウンロードしていただけます。

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