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2022.05.16
「子どもの本100問100答」を更新しました。
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書籍紹介動画

学校・図書館さまにおすすめの書籍の内容を、動画でご紹介します。

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今月のおすすめ本

おすすめの新刊や話題の書籍を、教育・図書館関係者さまの推薦のことばとともにご紹介します。

寝るのが楽しくなる 睡眠のひみつ

寝るのが楽しくなる 睡眠のひみつ

ヴィッキー・ウッドゲート著/ヴィッキー・ウッドゲートイラスト/山崎正浩訳
定価 2,200円(税込)

鮮やかな絵や図を用いながら、睡眠のしくみや役割を、歴史、地理、動植物の生物学、人体、心理学など、関連する様々な項目で簡明に解説。睡眠の大切さや、安眠の為の実用的なヒントも端的に説明。睡眠の謎がわかる知識絵本。

【ビジュアル版】 世界の人物 大年表

【ビジュアル版】 世界の人物 大年表

定延由紀、李聖美、中村佐千江、伊藤理子訳
定価 4,950円(税込)

無名の少女から広大な領土を統治した皇帝まで、強い意志で人生を切り拓き、人々の考え方や行動に影響を与えてきた人たちの生涯を印象的なエピソードと豊富な図版で紹介する「絵で読む世界の人物年表」。

日英仏3言語 ビジュアル版 世界人権宣言

日英仏3言語 ビジュアル版 世界人権宣言

国際基督教大学、遠藤ゆかり訳
定価 2,475円(税込)

『ビジュアル版 世界人権宣言』(創元社、2018年)に、国際基督教大学の学生プロジェクトチームによる英訳を加え、日英仏3言語版として新たに刊行。イラストと古今の名言と共に、『世界人権宣言』を読み直す。

世界を変えた146人の子ども

世界を変えた146人の子ども

ルーラ・ブリッジポート著/北川玲訳
定価 2,640円(税込)

若くして大きな成功を収めた子どもたちを分野ごとに紹介。彼らの情熱溢れる素晴らしい物語が簡潔に纏められている。日本人ではピアニストの辻井伸行さんと棋士の藤井聡太さんが登場。小学5年生以上の漢字にルビ付き。

NetGalleyで公開中

推薦のことば(NetGalleyより)


教育関係者★★★★★
写真ではなく漫画やアニメテイストでもなく、優しいタッチのイラストで描かれているところがとても好きです。絵本のような感覚で読めます。
各々の紹介が簡潔にまとめられているので幅広い活躍の場があるということを知ることができます。もっと知りたい、詳しく調べてみようという意欲もわきそうです。
読んでいくうちに、様々な世界があり人それぞれ無限の可能性があることを気付かせてくれ、自分の好きなことを突き詰めて良いんだと、子ども達の背中を押してくれる本だと思います。

AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ【3巻セット(⑦~⑨)】

AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ【3巻セット(⑦~⑨)】

土屋誠司著
定価 8,250円(税込)

これからの時代を生きていくために必要な情報をコンパクトにまとめた小学生~中学生向き入門書シリーズ。『⑦ロボットと生きる世界』『⑧IoTで変わる社会』『⑨ICTが変える未来』の3巻セット。

AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ【3巻セット(④~⑥)】

AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ【3巻セット(④~⑥)】

土屋誠司著
定価 8,250円(税込)

これからの時代を生きていくために必要な情報をコンパクトにまとめた小学生~中学生向き入門書シリーズ。『④コンピュータのしくみ』『⑤ネットワーク・通信のしくみ』『⑥情報セキュリティのしくみ』の3巻セット。

AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ【3巻セット(①~③)】

AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ【3巻セット(①~③)】

土屋誠司著
定価 8,250円(税込)

これからの時代を生きていくために必要な情報をコンパクトにまとめた小学生~中学生向き入門書シリーズ。『①AI〈人工知能〉のきほん』『②プログラミングのきほん』『③デジタルリテラシーのきほん』の3巻セット。

宮沢賢治と学ぶ宇宙と地球の科学 全5巻セット

宮沢賢治と学ぶ宇宙と地球の科学 全5巻セット

柴山元彦編著/寺戸真、西村昌能、和田充弘著
定価 11,000円(税込)

地学教師でもあった宮沢賢治の作品やエピソードを手掛かりに地学を学びなおせる新感覚の参考書シリーズ、詳細版が全5巻で登場。地学で扱う5分野を1巻ずつ独立させ、中学・高校で学ぶ基礎内容をほぼ網羅しています。

子どもの本
100問100答

子どもの本に関わる質問や疑問にQ&A形式でお答えします。内容は月替わりで更新いたします。
※2013年8月刊行『子どもの本100問100答』(一般財団法人大阪国際児童文学振興財団編)より抜粋
(2022.05.16更新)

ホームズを読みつくしたのですが、ほかにおもしろい推理ものがありますか?

ホームズから始めて

 シャーロック・ホームズもの(長編4作短編56作)で、推理小説を読み始めたのはとてもラッキーでした。エドガー・アラン・ポー(「モルグ街の殺人」1841など)という先輩がいますが、アーサー・コナン・ドイルのホームズ探偵の物語は、それ以後の推理小説に大きい影響を与え、おもしろさの物差しのような役割を果たしているからです。また、「ホームズ」ものの愛読者は、シャーロキアンといわれ、作品の細部に注目してそこを掘り下げたり、作中の情報から架空のホームズの伝記*1を書いたりして、読後もおおいに楽しんでいます。何回読み返しても、いろいろな発見のあるシリーズなのです。

 その楽しみを新たな創作に発展させたのが、「ホームズ」もののパスティーシュ*2です。「ホームズ少年探偵団」全4巻(ロバート・ニューマン作、神鳥統夫訳、講談社青い鳥文庫、1998)や「ベイカー少年探偵団」6巻(アンソニー・リード作、池央耿訳、評論社、2007~09)は、そのほんの一部にすぎません。

「推理もの」といっても、いろいろあります

 名探偵や怪盗の活躍するシリーズとしては、ホームズ以外にも、長年多くの子ども読者を楽しませてきたルブラン「アルセーヌ・ルパン全集」全30巻(偕成社)や、江戸川乱歩の怪人二十面相と名探偵明智小五郎が活躍する「少年探偵団」シリーズ全26巻(ポプラ文庫)、「少年探偵ブラウン」5巻(偕成社文庫)や「少女探偵ナンシー・ドルー」4巻(金の星社)などがあります。最初の1、2冊を読んで、おもしろかったら、後の巻に進むとよいでしょう。

 そのほかにも、スパイや警察官、弁護士や検事が主人公として活躍するもの、ホラーの要素が入ったもの、捕物帳などの「時代ミステリー」、あちこちを旅して事件に出会う「トラベル・ミステリー」など、ミステリーは日々新しいトリックやアイデアが工夫されて、進化し続けています。

人気のあるシリーズ

 ミステリーを読み始めるのは、小学校中学年ぐらいからでしょうか。学校を舞台にした「IQ探偵」シリーズ(深沢美潮作、ポプラカラフル文庫、「IQ探偵ムー」と「IQ探偵タクト」シリーズ)や「パソコン通信探偵団事件ノート」シリーズ(松原秀行、講談社青い鳥文庫、別名「パスワードシリーズ」)などは、現在刊行中の人気シリーズで、それぞれ愛読者がいます。後者は、小学生の主人公たちが読者の成長に合わせるように20巻目から中学生になっています。

大人向きと考えられているものに挑戦してみましょう

 はやみねかおるの「名探偵夢水清志郎事件ノート」(講談社青い鳥文庫)も子どもに人気のシリーズですが、その第1巻『そして五人がいなくなる』(1994)は、題名からイギリスの「ミステリーの女王」と呼ばれているアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』(早川文庫など)を連想します。クリスティーは大人向きの作家ですが、手を伸ばして読んでみると、同じような題名でも、まったくちがったおもしろさがあることに気付きます。

 赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズ(長編だけでも30巻以上ある。角川文庫)は読みやすく幅広い読者がいます。辻真先の「迷犬ルパン」シリーズ(光文社文庫)は、「三毛猫ホームズ」シリーズのパロディともいえるユーモアミステリーです。このように、ミステリーはうまくはまると、連鎖的に、ちがったおもしろさをもつ作品へとつながっていきます。

ミステリーは、一生楽しめる分野です

 読書好きになると、一生本が読めるので楽しいのですが、なかでもミステリー好きになって、何かテーマ(たとえば、「密室殺人」「暗号」など)をもつと、人とはちがった別の読み方も出てきて、ますます楽しみが深くなっていきます。

*注1.W・S・ベアリング・グールド『シャーロック・ホームズ ガス灯に浮かぶその生涯』小林司・東山あかね共訳、講談社、1977 *注2.先行作品を模倣したり、寄せ集めたりしてできた作品のことをいう。

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