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河合隼雄と子どもの目

〈うさぎ穴〉からの発信

河合 隼雄 著

刊行年月日:2019/07/17
ISBN:978-4-422-11709-6
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:248頁

販売価格:¥1,620(税込)

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ファンタジーが示す豊かな人生への気づき

1990年にマガジンハウスから刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊本。

 河合隼雄は、児童文学を自らの生きる指針として読み、こよなく愛した心理臨床家の一人である。
 臨床家としてクライエントと向き合う中で、著者は「たましい」との関係にしだいに深く気づかされていったという。目に見えず、ふれることもできない「たましい」の存在を、曇りなく澄んだ「子どもの目」ははっきりととらえることができる。だからこそ児童文学は、著者にとって生きる指針となりえたのである。

 「たましいの存在について語るのは、ファンタジーという形がもっとも適している」。生き生きとした子どものまなざしは、豊かな感性の輝きを見いだすだけでなく、ときには身近な人の心の中に、言葉にならない深い悲しみをも読み取る。

 1990年にマガジンハウス社から刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊本。子どものこころに温かく寄り添う、繊細で緻密な臨床家としての視点が、カニグズバーグをはじめ、エンデやケストナー、ギャリコ、また宮澤賢治や今江祥智、長新太、佐野洋子と、ファンタジーから絵本までの多彩な作品を、説得力ある言葉で読み解いてゆく。

 「児童文学は、子どものためだけのものではなく、われわれが生きてゆく上で必要な深い示唆を多く含む。だから、若者や大人たちにこそ読んでほしいのだ」と言う著者に従って、子どもが主人公の物語を、いま一度読み直してみてはどうだろうか。

まえがき

Ⅰ 
読むこと・書くこと
「うさぎ穴」の意味するもの
児童文学の中の「もう一人の私」



アイデンティティの多層性――カニグズバーグの作品から
少年の内界の旅――『さすらいのジェニー』を読んで
『はてしない物語』の内なる世界
少女の内界のドラマ――アリスン・アトリー『時の旅人』
『グリム童話集』を読む
瀕死体験と銀河鉄道
宮澤賢治の死生観
『ぼんぼん』とトリックスター―今江祥智『ぼんぼん』を読んで
/ファンタジーの素晴らしさ――今江祥智『海賊の歌がきこえる』
大人になることの困難さ――上野瞭『さらば、おやじどの』
長新太の不可解/現実の多層性――絵本『イソポカムイ』を読む


児童文学のすすめ
小学四年生
子どもの知恵に学ぶ
観覧車
子どもとファンタジー

あとがき

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]河合 隼雄(カワイ ハヤオ)
河合隼雄(かわい はやお)

1928年、兵庫県生まれ。京都大学教育学博士。京都大学名誉教授。元・文化庁長官。日本の臨床心理学における第一人者。2007年7月19日に逝去。
1959年にアメリカへ留学。1962年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として初めてユング派分析家の資格を取得。1965年に帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展に寄与。1992年、京都大学を退官。1995年、国際日本文化研究センター所長、2002年、第16代文化庁長官に就任。
著書に『ユング心理学入門』『昔話と日本人の心』『明恵 夢を生きる』『河合隼雄著作集(全一四巻)』ほか多数。

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