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精神科医の話の聴き方 10のセオリー

小山 文彦 著

刊行年月日:2019/05/21
ISBN:978-4-422-11704-1
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:192頁

悩むこころと言葉をどう受け止めるか

「困った」「どうしよう」「つらい」「憂うつだ」……身近な家族や友人、職場の同僚からこのように言われたら、あなたならどうしますか? 悩むこころと言葉をどのように受け止めたらよいのか、多彩なフィールドで活躍してきた精神科医が、10の基本原則を示しつつ、それらに基づいた具体的な対応を様々な場面ごとに紹介します。専門的な技法以前にある、ごくあたりまえのことが、ごくあたりまえのように活用されることを願って。

【目次】

はじめに

第I部 悩むこころを受け止める10のセオリー
 Theory 1 口は一つに、耳二つ
 Theory 2 対話の「場」を決める
 Theory 3 率直に受け止める――転移と解釈への留意
 Theory 4 「専門家」風にならない
 Theory 5 理解と示唆を急がない
 Theory 6 “I’m OK, You’re OK”であること
 Theory 7 「ボーカル」への意識を高める
 Theory 8 ふさわしい距離から支える
 Theory 9 「配慮」は尽くし「遠慮」はほどほどに
 Theory 10 関与しながらの観察を

第II部 暮らし・仕事・健康問題について「聴く」
 1 誰もが、いくつものキャリアを担っている
 2 悩みの「原因さがし」よりも「解決」へ
 3 闘病のストレスをどう聴くか?
 4 職場でのメンタルヘルス問題をどう聴くか?
 5 聴く側の思い
 6 精神科医であり産業医であること

第III部 医療・危機介入の場面で「聴く」
 1 長年の痛み、苦しみを受け止める
 2 青年期への示唆には工夫がいる
 3 行動化の取り扱い方
 4 社会的タブーの告白を治療転機に
 5 発達障害の新入社員を支える
 6 うつ病を否認する管理職の治療導入
 7 がん体験者の悩みを聴く時
 8 「死にたい」をどう聴くか?

おわりに

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]小山 文彦(コヤマ フミヒコ)
小山文彦(こやま・ふみひこ)
東邦大学産業精神保健職場復帰支援センター(佐倉)センター長・教授
広島県尾道市出身。1991年、徳島大学医学部卒業。岡山大学病院、香川労災病院などでストレス関連疾患の診療を経て、2004年より独立行政法人労働者健康安全機構で労災疾病等研究事業、厚生労働省委託「治療と仕事の両立支援」事業などを担当。2016年10月より現職。医学博士、精神保健指定医、日医認定産業医、日本精神神経学会専門医・指導医、日本産業精神保健学会理事、日本産業ストレス学会理事、日本外来精神医療学会常任理事、日本精神科産業医協会理事、日本職業・災害医学会評議員・労災補償指導医、日本総合病院精神医学会評議員、東京産業保健総合支援センター産業保健相談員などを務める。著書に『主治医と職域間の連携好事例30――治療と仕事の「両立支援」メンタルヘルス不調編II』『治療と仕事の「両立支援」メンタルヘルス不調編――復職可判断のアセスメント・ツールと活用事例20』『ココロブルーと脳ブルー――知っておきたい科学としてのメンタルヘルス』などがある。

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