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精神科医が教える 忘れる技術

岡野 憲一郎 著

刊行年月日:2019/01/15
ISBN:978-4-422-11488-0
判型:四六判 188mm × 130mm
造本:並製
頁数:208頁

一刻も早く楽になるための具体的な処方箋

PTSDを引き起こす外傷記憶、恨みや罪悪感、うつ病や強迫神経症、依存や中毒など、あなたの心をいつまでも蝕み、ときには日常を支配してしまう、思い出すのもつらい過去や苦しい症状、頭にこびりついた記憶や心をかき乱す感情――こうした「忘れられないこと」を上手に「忘れる」ための具体的な方法をベテラン精神科医が説く。

人が遭遇するさまざまな「忘れられない」ケースを紹介するほか、「忘れることができなくなる」メカニズムを脳と心の両面から解き明かす。

ネガティブな記憶を消し去り、過去に見切りをつけることは、安定した日常生活を得て、人生を前向きに生きていくことにつながる。

★寄稿「復刊に寄せて」香山リカ(精神科医)

*2006年刊『忘れる技術――思い出したくない過去を乗り越える11の方法』(創元社)を新装・改題

第1章 忘れられない人々

私自身の忘れられない思い出
忘れられないケース① 突然よみがえってくる「外傷記憶」
忘れられないケース② けっして消えない恨みの記憶
忘れられないケース③ 人を傷つけた加害者としての罪悪感
忘れられないケース④ 過去に時間が逆流するうつ病
忘れられないケース⑤ 過去にしばりつけられ、ある行為をくり返す強迫神経症
忘れられないケース⑥ 脳が過去の興奮や快感を忘れない薬物中毒
忘れられないケース⑦ 病気だとわかってもらえない依存症
忘れられないケース⑧ もって生まれた忘れない才能――サバン症候群

第2章 なぜ忘れることができないのか

忘れられない記憶の病理
忘れられる記憶は「善玉の記憶」である
「頭の記憶」と「体の記憶」の深い関係
記憶はどこで作られるか――脳のなかの記憶の工場
忘れられないのは、「欠陥のある記憶」
驚異のサバン現象――天才児はなぜすべてを憶え、しかも忘れないのか?
心の側から見た「忘れられないわけ」

第3章 忘れる技術を伝授する

忘れる技術その① 忘れたい刺激を遠ざける
忘れる技術その② 怒りやフラストレーションを何かにぶつける
忘れる技術その③ 賠償を要求する、訴える
忘れる技術その④ 人に話す(カウンセリングを受ける)
忘れる技術その⑤ 相手について知る(理解し、許す)
忘れる技術その⑥ 新しい世界に踏み出す
忘れる技術その⑦ 与える人生を歩む
忘れる技術その⑧ 薬物療法を試みる
忘れる技術その⑨ 思考制止術を用いる
忘れる技術その⑩ バランスシートを用いる
忘れる技術その⑪ 名人に学ぶ――中島誠之助さんの例

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]岡野 憲一郎(オカノ ケンイチロウ)
1956年千葉県生まれ。1982年東京大学医学部卒業。東京大学精神科病棟および外来部門にて研修。1986年パリ、ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米、オクラホマ大学精神科及びメニンガー・クリニック精神科レジデントを経て、1994年ショウニー郡精神衛生センター医長、カンザスシティー精神分析協会員。2004年4月帰国。国際医療福祉大学教授を経て、現在、京都大学大学院教育学研究科臨床心理実践学講座教授。医学博士。米国精神科専門認定医、国際精神分析協会、米国及び日本精神分析協会正会員、臨床心理士。著書に『自然流精神療法のすすめ―精神療法、カウンセリングをめざす人のために』『気弱な精神科医のアメリカ奮闘記』『心理療法/カウンセリング30の心得』『恥と「自己愛トラウマ」―あいまいな加害者が生む病理』『自己愛的(ナル)な人たち』など多数。

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