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漢方に対する根本的誤解を一掃し、真の特質を明らかにすべく、半世紀に亘る研究と体験をふまえ実例をもって解説、西洋医学との相違をわかりやすく書き下した漢方理解の書。
第一篇
はじめに
治療医学としての漢方の優秀さ
漢方薬と民間薬、漢方薬の成分
漢方の特質と構成
診断と治療
第二篇
随証治療と病名治療
同じ病気でも個人差によって治療法が違ってくる
局所の病気も全身の不調から
万病の根が腹にある
古方の妙
治療の相手は生きた病人
全体療法
心身一如の立場
くすりは生きている
便利がよいとは限らない
術と学
第三篇
面疔に真武湯
頭髪の脱落に桂枝加竜骨牡蛎湯
クインケ浮腫に五苓散
腰背痛に桂枝茯苓丸料、など
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[著]大塚 敬節(オオツカ ケイセツ)