ホーム > 創元社の本 > 心理学 > 臨床心理・カウンセリング・心理療法 > 事例研究から学ぶ心理臨床
京大心理臨床シリーズ13
事例研究から学ぶ心理臨床
桑原 知子 編著 / 田中 康裕 編 / 梅村 高太郎 編
刊行年月日:2020/03/24
ISBN:978-4-422-11315-9
定価:本体3,800円+税
判型:A5判 217mm × 157mm
造本:上製
頁数:384頁
公認心理師の誕生や多職種との連携など、新たな動きや変化が求められる心理領域において、「事例検討」を通した臨床知の共有・獲得はその重要度をますます高めている。本書は、さまざまな諸相を持った8つの事例を取り上げ、詳細な事例発表からその後のケースカンファレンスのライブ感あふれる様子までを収める。編著者の卓抜なナビゲートのもと、クライエントの心の動きやケースへの理解が深まっていくプロセスを活写した貴重な事例集。
はじめに
ケースカンファレンスについて
事例1 「これまでの人生が壊れた」と来談した50代女性との面接過程
事例2 「自分に自信を持ちたい」と来談した20代女性との面接
事例3 自分の感情の変化や衝動に悩む男性との面接
事例4 白血病を機に、自らの生き方を見つめ直そうとする40代女性との心理療法
事例5 「人付き合いが異様に苦手」という女子学生との面接
事例6 心身の大きな波を乗りこなす闘いを続けてきた思春期女子の事例
事例7 母との関係から抜け出そうともがく女子大学生との面接
事例8 卒業論文が進められないことをきっかけに来談した男子大学生との面接
おわりに
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[編著]桑原 知子(クワバラ トモコ)
京都大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。臨床心理士。公認心理師。著書『もう一人の私』(創元社)、『教室で生かすカウンセリング・マインド──教師の立場でできるカウンセリングとは』『教室で生かすカウンセリング・アプローチ』『カウンセリングで何がおこっているのか』(いずれも日本評論社)、『カウンセリング・ガイドブック』(岩波書店、共編)他。
[編]田中 康裕(タナカ ヤスヒロ)
京都大学大学院教育学研究科准教授。博士(心理学)。臨床心理士。公認心理師。ユング派分析家。著書『魂のロジック──ユング心理学の神経症とその概念構成をめぐって』(日本評論社)、『心理療法の未来──その自己展開と終焉について』(創元社)、『発達の非定型化と心理療法』(創元社、共編著)他。
[編]梅村 高太郎(ウメムラ コウタロウ)
京都大学大学院教育学研究科講師。博士(教育学)。臨床心理士。公認心理師。著書『思春期男子の心理療法──身体化と主体の確立』(創元社)、『心理臨床における個と集団』『身体の病と心理臨床──遺伝子の次元から考える』『心理臨床関係における身体』(いずれも創元社、共著)。
関連書籍
ページ:1 / 2
-
遊戯療法と子どもの今
定価:4,180円
-
心理療法と医学の接点
定価:4,180円
-
心理臨床における個と集団
定価:5,280円
-
心理療法における「私」との出会い
定価:3,300円
-
心理療法における終結と中断
定価:3,300円
-
いのちを巡る臨床
定価:4,180円
-
遊戯療法と子どもの今
定価:4,180円
-
心理療法と医学の接点
定価:4,180円
-
心理臨床における個と集団
定価:5,280円
-
心理療法における「私」との出会い
定価:3,300円
-
心理療法における終結と中断
定価:3,300円
-
いのちを巡る臨床
定価:4,180円