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心理療法の光と影

援助専門家の《力》

A・グッゲンビュール=クレイグ 著 / 樋口 和彦 訳 / 安溪 真一 訳

刊行年月日:2019/01/17
ISBN:978-4-422-11490-3
判型:A5判 210mm × 148mm
造本:並製
頁数:208頁

援助専門家のための必読文献、待望の復刊

《援助専門家のための必読文献、待望の復刊》
なぜ人は、人を助けようとするのか。なぜ、善意の援助が人を傷つける結果を招くのか。ユング心理学の立場から、援助する人とされる人の間に起こるダイナミックス(力の関係)を解明し、援助専門家の内に潜む〈影〉や〈悪〉の問題に鋭い光をあてる。医師、ケースワーカー、カウンセラー、看護師、教師、牧師など、あらゆる援助専門家の必携の書。

〔目次〕
はじめに「悪より救い出したまえ?」
ソーシャル・ワークと審問
精神療法家――いんちき医者、偽りの預言者
分析家と被分析者(アナリザント)の最初の出会い
治療関係はファンタジーである
分析家と被分析者の分析以外の生活
性と分析
同性愛に対する有害な不安
おもねり へつらうものとしての分析家
意味を追求することの濫用
力をもった医者と子供のような患者
「治療者―患者」元型と力
元型の分裂
分裂した元型を力によって結び合わせること
医者、精神療法家、ソーシャル・ワーカー、教師
影、破壊性、そして 悪――人は人にとって狼である――
分析は失敗するものと運命づけられているのであろうか
分析は助けにはならない
エロス
個性化
孤立無援の精神療法家
再びエロスについて
訳者あとがき

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]A・グッゲンビュール=クレイグ(グッゲンビュール=クレイグ,A)
1923年生まれ。スイスのチューリッヒ大学医学部で精神医学を修めた後、精神科医、分析家としてチューリッヒで開業。C・G・ユング研究所の所長を勤め、ユング派分析家として活躍した。本書の他にDie Ehe ist tot-Lang lebe die Ehe(邦訳『結婚の深層』)などの著書がある。

[訳]樋口 和彦(ヒグチ カズヒコ)
1927年横浜に生まれる。同志社大学神学部・大学院神学研究科修了。米国アンドヴァー・ニュートン神学校よりS.T.M.(神学修士)およびD.Mim(神学博士)。京都文教大学教授。深層心理学、宗教心理学専攻。C・G・ユング研究所にて在外研究。1983年、ユング派精神分析家の資格を取得。
主著『ユング心理学の世界』(創元社)1978、共著『生と死の教育』(創元社)1985、訳書ユング編『人間と象徴』(共訳)(河出書房新社)1972、『結婚の深層』『自殺と魂』(共訳)(創元社)など。

[訳]安溪 真一(アンケイ シンイチ)
1946年富山県生まれ。1970年京都府立医科大学卒(精神医学専攻)、1972年から樋口和彦教授より教育分析を受ける。1981~1985年、チューリッヒ、ユング研究所留学。1985年11月、ユング派分析家資格を取得。分析心理クリニック(京都)、宝塚三田病院医師。

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