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対人関係療法でなおす 気分変調性障害


水島 広子 著

単行本 ¥1,650

刊行年月日:2010/10/19
ISBN:978-4-422-11464-4
定価:1,650円(税込)
判型:A5判変型
造本:並製
頁数:200頁

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内容紹介

“本来の自分”と“本当の強さ”に出会ってください

次のような気持ち・悩みで、日常生活に辛い思いをしていませんか?「自分は人間としてどこか欠けていると思う」「他の人は苦しいことにも耐えているのに、自分は弱い駄目な人間だ」「物心ついた時からずっと生きづらさを感じてきた」…実はこれらは“気分変調性障害”という、慢性の形をとるうつ病の人に見られる考え方です。この障害はまだ広く知られていませんが、けして本人の怠けや性格の問題ではなく、重大な病気です。本書ではこの病気の正しい理解と、対人関係療法の視点から対処するアプローチをやさしく解説します。
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目次

はじめに――本書を読んでいただきたいのは、こんな方です
第1部 気分変調性障害という病気を知る
第1章 気分変調性障害とは
  「性格」とまちがわれやすい病気
  「病気」として位置づけられたのは最近のこと
  「性格の問題」と言われたときには
  気分変調性障害は「軽いうつ病」ではない
  発症と経過
  気分変調性障害の人の生き方
  気分変調性障害はほかの病気を併存しやすい
    二重うつ病
    その他の病気
  気分変調性障害と似て見える、ほかの病気
  反復性うつ病・双極Ⅱ型障害
  PTSD
  社交不安障害
  気分変調性障害の治療
  薬物療法
  精神療法
第2章 気分変調性障害を病気として扱う
  〝病気とは何か〟
  病気として認識することで悪循環から脱する
  「病気」だと言われたときの患者さんの胸のうち
第3章 気分変調性障害を見つける
  患者さんから見た世界
  典型的な対人関係
  典型的なコミュニケーション・パターン

第2部 気分変調性障害に対する対人関係療法
第4章 対人関係療法とは
四つの問題領域
  医学モデル
  対人関係療法の適用
第5章 人間の弱さを認める――問題領域①「悲哀」
  悲哀のプロセス
第6章 「役割期待」と「コミュニケーション」に注目する――問題領域②「役割をめぐる不一致」
  「役割期待」という考え方
  気分変調性障害の人の役割期待
  「怒り」の感情を有効活用する
  「自分が相手に伝えていること」を知る
  安全でわかりやすい伝え方をする
  「相手が本当に言いたいこと」を知る
  「病気を考慮に入れた役割期待」を考える
  不一致に見えない「不一致」
  どこまでが自分の領域かを認識する
第7章 難しい時期の乗り越え方――問題領域③「役割の変化」
  気分変調性障害が「役割の変化」を難しくする
  自分の感情を認め、肯定する
  病気に足を引っ張られないために
第8章 治療の足を引っ張る7つの考え方
  「病気のせいにするのは〝言い訳〟だ」?
  「きちんと断ったり自己主張したりできるのが立派な社会人」?
  「努力すれば何でも達成できる」?
  「愚痴を言うのは弱い証拠」?
  「働かざる者食うべからず」?
  「ポジティブ思考!」?
  「すきま時間は活用すべき」?
第9章 身近な人にお願いしたいこと
  「医学モデル」を支える
  ほめてあげるときには
  病気の症状を見つける
  コミュニケーションを支える
  「発達上の課題」と病気の症状を区別する
  回復のプロセスを支える
  誰よりも苦しいのは患者本人であることを忘れない
第10章 気分変調性障害が治るということ
  気分変調性障害からの回復のイメージとは
  症状の「見つけ上手」になる
  自分の感情を肯定する
  病気を認めようとしない人に振り回されない
  対人関係の変化を受け入れる

おわりに――本当の「強さ」とは
あとがき

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著者紹介

[著]水島 広子(ミズシマ ヒロコ)
水島広子(みずしま ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医
学部精神神経科勤務を経て、2000年6月〜2005年8月、衆議院議員と
して児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ
病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一
人者として臨床に応用するとともに普及啓発に努めている。現在は、対
人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神
神経科)。
主な著書に、『対人関係療法マスターブック』(金剛出版)、『自分ででき
る対人関係療法』(創元社)、『怖れを手放す アティテューディナル・
ヒーリング入門ワークショップ』(星和書店)、『拒食症・過食症を対人
関係療法で治す』(紀伊國屋書店)など、訳書に『臨床家のための対人
関係療法クイックガイド』『探すのをやめたとき愛は見つかる』(いずれ
も創元社)、『対人関係療法総合ガイド』(岩崎学術出版社)などがある。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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お客様の声

  • 対人関係療法でなおす 気分変調性障害

    投稿者 匿名 / 投稿日 2021/10/15

    この本により自分が病気であることに気づき心療内科を受診することができた。絶版にしないでくれてありがとう。

  • 感謝

    投稿者 戸田恵 / 投稿日 2022/07/10

    10代の頃から40まで対人関係も上手く出来ず心療内科行っても原因がハッキリしなくて効いてるのか解らない薬を飲み続けてました。性格やから仕方ないとか生きていく事に辛さしかなく、当時は絶望感しかなかった。原因が解らず仕事も上手くいかなくてずっと苦しんできたのですが、本屋で偶然手に取ったのが、こちらの本でした。
    読み始めた瞬間、あぁ私の考えてる事や症状そのままや!って。
    やっと私の事を解ってくれる人がいた!!って思って、本屋で泣いてしまいました。
    目の前の闇が晴れて、やっと前に進めるって感じて。
    ほんまにこの本に、水島広子さんに出会ってなければ、今の私はなかった。
    有難うございます。本当に有難う。

  • 対人関係療法でなおす 気分変調性障害

    投稿者 匿名 / 投稿日 2023/12/06

    何度も何度も読み返しています。
    自分が病気だと未だに疑うコトが多々ありますが、この本に書かれているコトが自分に当てはまりすぎて「治る可能性があるんだ」と思えます。
    ネットで「優しい言葉で伝えてくれる」との口コミを見て読んでみる勇気が湧きました。
    ずっと自分の人間性の問題だと思って自分を責めていましたが、少しずつ自分に優しくなれるようになってきました。まだ、治ったとは言えませんが、これからも迷ったらこの本を読み返して進んでいきたいと思います。
    カウンセラーの先生も水島先生の講義を受けたことがあるそうで、私が混乱に陥ると、「水島先生の本を読み返しましょう」と2人の合言葉になっています。
    この本を出版して下さってありがとうございます。
    回復に向けて頑張っていきます。

  • 対人関係療法でなおす 気分変調性障害

    投稿者 匿名 / 投稿日 2023/12/13

    正に自分が苦しんでいたような当該病気が原因の症状が記されており、自分のことを認めることが出来ました。自分のツラさは、病気によるものだと考えられるように(病気によるものと考えてもいいんだ!と思えるように)なった事で、楽になった面がたくさんあり助かりました。まだ治療中ですが、治療に前向きになれたこともこの本に出会えたおかげによるものです。

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