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「将棋は攻めて勝ってこそ面白い」という攻め将棋の雄・田中先生が、思いきり攻めて、手短で決着をつけた会心の公式戦15局を、対戦相手とのエピソードも交えてまとめる。
第1局 野本虎次六段の右玉戦法―勝負を決めた自陣角
第2局 丸田祐三九段の陽動振り飛車―五段目の銀に引く手なし
第3局 長谷部久雄八段の坂田流向か飛車― 「坂田流向かい飛車」との乱戦
第4局 二上達也九段の矢倉中飛車―大乱戦を攻めきる
第5局 木村義徳八段のヒネリ飛車―ヒネリ飛車をヒネリつぶす
第6局 大内延介九段との居飛車穴熊―穴熊流の寄せ
第7局 武者野勝巳四段との急戦矢倉―好きなように攻めた一局
第8局 吉田利勝7段と手将棋の超急戦―不利な将棋は大乱戦に
第9局 真部一男七段との相矢倉戦―後手矢倉での先攻
第10局 滝誠一郎六段の銀矢倉―顔面パンチが決まる
第11局 大野八一雄四段との矢倉中飛車―ただ攻めただけ
第12局 中村修との相矢倉戦―ネバリの中村に中押し勝ち
第13局 福崎文吾7段の変形穴熊―固め合いなら負けない
第14局 勝浦修八段との相矢倉戦―前進あるのみ
第15局 高橋道雄五段の矢倉中飛車―地道流にも先攻
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[著]田中 寅彦(タナカ トラヒコ)