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赤の書 テキスト版

C・G・ユング 著 / ソヌ・シャムダサーニ 編 / 河合 俊雄 監訳 / 河合 俊雄 訳 / 田中 康裕 訳 / 高月 玲子 訳 / 猪股 剛 訳

刊行年月日:2014/08/21
ISBN:978-4-422-11577-1
判型:A5判 21cm × 15cm
造本:並製
頁数:688頁

半世紀もの長い眠りから目覚めた、C・Gユングの非公開の書にテキスト版が登場

原寸大の美しく精密な複写が収録された『赤の書』原版が公刊されて5年。以来、より詳細な研究のために、持ち運びに適したテキスト版の刊行を求める声が高まっていた。本書はそうした要望に応え、手頃な大きさと価格で『赤の書』を提供しようとするものである。原版のテキスト、序論、注釈はそのままに、より読書に適した形に本文レイアウトを変更し、携帯可能なサイズにまとめた。ユング理解に欠かせない最重要テキストにじっくり向き合いたい読者にとって必須の一冊。

目次
テキスト版への序 C・G・ユング著作財団 ウルリッヒ・ヘルニィ 6
序 ウルリッヒ・ヘルニィ 7
テキスト版への付記  12
凡例および略語一覧 13
謝辞 15
序論新たなる書──C・G・ユングの『赤の書』
ソヌ・シャムダサーニ 21
編集ノート 127
第一の書 Liber Primus
  プロローグ来たるべきものの道 135 [ fol.i (r)]
  第1章 魂の再発見 146 [fol.ii ®]
  第2章 魂と神 151 [fol.ii ®]
  第3章 魂に仕えることについて 159 [fol.ii (v)]
  第4章 荒れ野 164 [fol.iii ®]
       荒れ野の経験 167 [fol.iii ®]
  第5章 未来への地獄行き 170 [fol.iii (v)]
  第6章 精神の分裂 183 [fol.iv ®]
  第7章 英雄の殺害 188 [fol.iv (v)]
  第8章 神の受胎 192 [fol.iv (v)]
  第9章 密儀/ 出会い 204 [fol.v (v)]
  第10章 教え 217 [fol.vi ®]
  第11章 解決 229 [fol.vi (v)]
第二の書 Liber Secundus
さまよえる者のイメージ 249 [p.1]
  第1章 赤い男 250 [p.2]
  第2章 森の中の城 259 [p.5]
  第3章 卑俗なる者の一人 274 [p.11]
  第4章 隠者/ 第一日 283 [p.15]
  第5章 第二日 296 [p.22]
  第6章 死 308 [p.29]
  第7章 以前の寺院の跡 314 [p.32]
  第8章 一日目 324 [p.37]
  第9章 二日目 339 [p.46]
  第10章 呪文 347 [p.50]
  第11章 卵が割れること 355 [p.65]
  第12章 地獄 365 [p.73]
  第13章 生け贄の殺害 371 [p.76]
  第14章 神の愚かさ 381 [p.98]
  第15章 第二夜 387 [p.100]
  第16章 第三夜 404 [p.108]
  第17章 第四夜 421 [p.114]
  第18章 三つの予言 435 [p.124]
  第19章 魔法の贈り物 441 [p.126]
  第20章 十字架の道 453 [p.136]
  第21章 魔法使い 461 [p.139]
試練 Prüfungen
  試練 537
エピローグ 645 [p.190]
付録
  付録A 図(マンダラ) 649
  付録B 解説 656
  付録C 「黒の書5」の1916年1 月16日の記述 674
監訳者後記 河合俊雄 682
テキスト版への監訳者あとがき 河合俊雄 687

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]C・G・ユング(ユング,C・G)
1875年、スイス生まれの精神科医。ジークムント・フロイトと並ぶ深層心理学の開拓者。ユング自身はみずからの体系を分析心理学と称し、集合的無意識、元型といった概念を提唱して、単なる一個人の枠のなかにとどまらない壮大な心の見取り図を示した。1961年、没。従来からの約20冊におよぶ『著作集』の他に、最近では、長らく門外不出の扱いだった貴重なセミナーの記録が次々と公刊されつつある。

[編]ソヌ・シャムダサーニ(シャムダサーニ,ソヌ)
ロンドン・ウェルカム医学史研究所の心理学史研究家。編著書に以下のものがある。テオドル・フルールノワ『インドから火星へ──想像上の諸言語で語った多重人格の事例』、マイケル・フォーダム『分析家―患者インタラクション』、ミヒャエル・ミュンヒョウとの共編『フロイト以後の思索──精神分析、哲学、文化』。

[監訳]河合 俊雄(カワイ トシオ)
1957年生。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。PhD.(チューリッヒ大学)。ユング派分析家。臨床心理士。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。専攻は臨床心理学。著書に『村上春樹の「物語」』『心理臨床の理論』『ユング派心理療法』(編著)『発達障害への心理療法的アプローチ』(編著)『思想家 河合隼雄』(編著)など。

[訳]河合 俊雄(カワイ トシオ)
1957年生。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。PhD.(チューリッヒ大学)。ユング派分析家。臨床心理士。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。専攻は臨床心理学。著書に『村上春樹の「物語」』『心理臨床の理論』『ユング派心理療法』(編著)『発達障害への心理療法的アプローチ』(編著)『思想家 河合隼雄』(編著)など。

[訳]田中 康裕(タナカ ヤスヒロ)
1963年生。上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(心理学)。ユング派分析家。臨床心理士。現在、京都大学大学院教育学研究科准教授。専攻は臨床心理学。著書に『魂のロジック』『心理療法とイメージ』(共著)『こころの科学の誕生』(共著)『「発達障害」と心理臨床』(共著)など。

[訳]高月 玲子(タカツキ レイコ)
1994年、京都大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得退学。臨床心理士。現在、天理大学教授。著書に『心理療法と身体』(共著・岩波書店)、『心理臨床関係における身体』(共著・創元社)、翻訳『日本神話と心の構造』(河合隼雄、共訳・岩波書店)など。

[訳]猪股 剛(イノマタ ツヨシ)
京都大学大学院教育学研究課博士後期課程学修認定。教育学博士。現在、帝塚山大学人間科学部心理学科准教授、人間科学研究科臨床心理学専攻准教授。専攻は、臨床心理学、ユング心理学 。著書に『心理学の時間』(日本評論社)、『バウムの心理臨床』(共著、創元社)など。

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