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山猿流自給自足


青木 慧 著

単行本

刊行年月日:2005/09/09
ISBN:978-4-422-93041-1
判型:四六判
造本:上製
頁数:264頁

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内容紹介

団塊世代が間もなく定年を迎えるにあたり、田舎暮らしや帰農に注目が集まっている。著者は東京でジャーナリストとして活動していたが、還暦目前の1995年に兵庫県丹波市に移住。食糧の完全自給と自宅の独力建築に奮闘し、10年のうちに独自の生活空間を築き上げた。本書はその10年の集大成として、定年帰農、セルフビルド、自然養鶏、自家採種、棚田・森林再生など、農的生活で得た経験のすべてを書き下ろし、自然流の生き方を提案する。
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目次

はじめに  丹波の出戻り「山猿」

◇第一章 進化する創作住宅と家具
逆コースで上ってきた丹波の新天地
「山にある田」がわが本拠地
土間には丸太作りの創作家具
半自作の薪ストーブも魅力的
土間と居間は一つの生活空間
多目的、多機能の各部屋
夫婦の本業の拠点は仕事場と書斎
本業の進化につれて拠点も進化
自然観察、自然取材が基礎
暴風に強い「ロ」の字の構造
通気と採光を豊かにする中庭
陽光いっぱい一四畳テラスの仕掛け
熱気排出と全館暖房用の五角ドア

◇第二章 汗をかく農林の営み
からだが求めていた全身労働
横着栽培で試した作物の生命力
借地で「山猿塾汗かき農園」開設
崩壊寸前の山際をどう守るか
治山治水の起点は山なのに
日本の木を使い日本の山を育てる
自主単独の森林ボランティア
冬場は山で快適スポーツ労働
マツタケ山は再生できるか
森林に侵入した竹を伐採し活用

◇第三章 生き物交流録
食いつ食われつの命の交換
人と犬の侵入で一変した野生
野生動物たちの情報社会
毒にも薬にもなるマムシとムカデ
初代の番犬・習志野権兵衛
本性を奪われた鶏と番犬の同居
犬、鶏、ウサギの同居と三角関係
老いた権兵衛とその後継番犬
野育ち過ぎたか「高見の文吉」
野生に田畑を荒らされる山際の危機
山猿塾は食い物争いの最前線
金網柵でも猪突猛進で大穴
空からお見通しの野鳥たち
イタチがイタチごっこに決着
取られたものは腕ずくでも取り返す

◇第四章 循環生産で自給を究める
貴重な南向きの土地の恩恵
放し飼いの鶏と果樹の共存共栄
雑草も山の下草や落ち葉も収穫
動物性蛋白質は生きた獲物で
物質循環に乗り飼料や肥料も自給
鶏の「ひっかきつつき労働」を活用
農作物は手作り一貫生産
自家製の手作りうどんは最高
自分で孵し育てた鶏も自分で解体
複数の水源から水を循環
アマゴ、コイで魚の自給に挑戦

◇第五章 自家採種に徹し山猿種創り
就巣本能も奪われた鶏
自家孵化で多世代同居の飼育
就巣と自然孵化には成功したが
山猿種は学習力抜群で多彩
汚染され奪われていく種子
自給に欠かせない代々の自家採種

◇第六章 「百匠」構想と山里の人間模様
土手上に多機能の百匠館を建築
陽光と風をいただく生産の拠点
自然の産物を保管し活用する
荒れる山と荒れる田畑の連鎖反応
具体化、実物化で社会の流れに
いろいろ試し自然の裁きを
地元の坂尻五軒の協力、共同
山里に降ってわいた墓地事件
背後の金づる企業も登場し
裁判にも区民の団結で勝利
山里は苦境だからこそ多士済々

おわりに  いくつまでどこまでできるか

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著者紹介

[著]青木 慧(アオキ サトシ)

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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