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不干斎ハビアンの思想

キリシタンの教えと日本的心性の相克

梶田 叡一 著

刊行年月日:2014/04/11
ISBN:978-4-422-14391-0
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:上製
頁数:272頁

戦国時代のキリスト教伝播時代にカトリック受洗し、国内での教育・布教機関の最高位まで登りつめて、宣教の最前線を疾駆した日本人信徒ハビアン。最盛期には仏教や神道と徹底的に対峙したハビアンは、江戸時代に入り鎖国の進むなか突然、意を翻し棄教して、修道女とともに野へ出た。その精神史的バイオグラフィーを、キリスト教の教条と日本文化風土の交わりのなかで描き抜く。著者渾身の書き下ろし。


目 次

プロローグ

序 章 不干斎ハビアンという人
第一章 キリシタンの教えをどう説いたか ――『妙貞問答』とくに下巻での主張を見る
第二章 仏教思想との対決 ――『妙貞問答』上巻での主張を見る
第三章 林羅山との問答 ――『排耶蘇』をめぐって
第四章 キリシタンの何を批判したのか ――『破提宇子』をめぐって
第五章 キリシタンの教えと宣教師 ――『破提宇子』の最終部分から
終 章 ハビアンに対する毀誉褒貶 ―― そしてハビアン研究のこれまで

エピローグ 大航海時代におけるキリスト教的グローバリゼーションと日本人

ハビアン関係年表
参考文献

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

梶田 叡一著
1941年、松江市に生まれ、米子市で育つ。
京都大学文学部哲学科心理学専攻卒業。文学博士。
国立教育研究所主任研究官、日本女子大学助教授、大阪大学教授、京都大学教授を経て、京都ノートルダム女子大学学長、兵庫教育大学学長、環太平洋大学学長などを務める。2014年から、奈良学園大学学長。
文部科学省中央教育審議会副会長・初等中等教育分科会長・教育課程部会長などを歴任。
『自己意識の心理学』〔東京大学出版会、1988年〕
『自己意識の発達心理学』〔金子書房、1989年〕
『自己意識心理学への招待』〔有斐閣ブックス、1994年〕
『教育心理学への招待』〔ミネルヴァ書房、1995年〕
『「自己」を育てる』〔金子書房、1996年〕
『意識としての自己』〔金子書房、1998年〕 
『教育評価』〔有斐閣双書、2001年〕
『和魂に学ぶ』〔東京書籍、2006年〕
『自己を生きるという意識』〔金子書房、2008年〕
『和魂ルネッサンス』〔あすとろ出版、2009年〕

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