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人には相談できないけれど切実な、母の事、結婚の事、家族の事をつづったエッセイ集。

「家族をつくることに失敗した。」こんな書き出しではじまるエッセイ集。ZINEとして2016年8月に発行し、好評を博した広い意味での「家族」をテーマとする自伝的作品『愛と家事』。その増補再編集版。虐待までされてないし、愛されている。けれど、お母さんとなんかしっくりいかない。形は違えども、多くの女性が抱える、母親の「愛情が重たい」という苦悩や、一度目の結婚の失敗と挫折からの回復などを赤裸々に綴り、共感を呼んだエッセイ集。新たに、30歳頃に遅れてやってきた母への反抗期や、淡路島の農家で共に暮らした祖父母の話などを加えた、小さいけれど切実な話をつづった可憐な小品集。

★本書を推薦します。
愛に関する正解は、全部「自分」が決めていい。
―植本一子(写真家)

失敗
わたしの故郷
遠くに行きたい
母のようには生きられない
出せない手紙
遅れて来た反抗期
怒りとのつきあい方
フェミニズムとわたし
わたしには家がない
最後
愛と家事
夫のいない金曜日
家族2.0
念を送る

あとがき
初出一覧

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]太田 明日香(オオタ アスカ)
1982年兵庫県淡路島生まれ。フリーランス編集者、ライター。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了。いくつかの出版社に勤めたのち、フリーの編集者・ライターとして主に関西で仕事をする。企画・編集した本に『戦争社会学ブックガイド』(野上元・福間良明編、創元社)、『福祉施設発! こんなにかわいい雑貨本』(伊藤幸子と共著、西日本出版社)がある。
2015年から2年間、夫の仕事の都合でカナダのバンクーバーに引っ越し。滞在中に、最初の結婚、失恋、母親との葛藤を綴った『愛と家事』を夜学舎よりZINEとして発行。帰国後、日本語教師資格を取得、日本語学校の教壇にも立っている。現在、『仕事文脈』(タバブックス)で「35歳からのハローワーク」を連載中。

banar

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