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子どもを育む学校臨床力

多様性の時代の生徒指導・教育相談・特別支援

角田 豊 編著 / 片山 紀子 編著 / 小松 貴弘 編著

刊行年月日:2016/02/24
ISBN:978-4-422-12064-5
判型:A5判 210mm × 148mm
造本:並製
頁数:240頁

これからの教師に必要とされる力、
「学校臨床力」を提案する新しい時代のためのテキスト

社会の変化に伴い、子どもたちの間にも多様性(ダイバーシティ)が広がる中、教師には個々の子どもや問題に丁寧にかかわり合い、対応していく力が求められている。本書では、これからの教師に必要な力として「学校臨床力」を提案、従来の生徒指導や進路指導、教育相談、特別支援教育をベースにしつつも、それらを超えていくための新たな視点や実践に役立つ知識を包括的かつコンパクトに提供する。教職を目指す人、現職教員必携の一冊。

目次

序論 学校臨床力とは
 1章 学校臨床力1:父性と母性のバランス
 2章 学校臨床力2:ポスト近代・ダイバーシティ
 3章 学校臨床力3:経験を育むということ
 Column 1 寄り道のススメ

第1部 児童生徒理解を深める
 4章 現代社会を生きる子ども
 5章 子どもの発達
 6章 子どもの対人関係世界
 7章 子どもと家庭
 8章 子どもと学校
 Column 2 遊びは大切か

第2部 児童生徒の成長を促す
 9章 人間関係力
 10章 集団づくり
 11章 開発的アプローチ
 12章 キャリア教育の必要性
 13章 基礎的・汎用的能力
 14章 学校ごとのキャリア教育
 Column 3 解決志向でいこう

第3部 児童生徒の個性に応じた支援
 15章 自己の発達
 16章 自尊感情・自己肯定感、自己有用感、自己効力感
 17章 発達障がいの理解
 18章 自閉症スペクトラム
 19章 学習障がい
 20章 ADHD
 21章 特別支援教育とは
 22章 特別支援教育体制
 Column 4 教師のペルソナ

第4部 児童生徒を取り巻く「問題」をとらえる
 23章 問題をアセスメントする
 〈問題の具体例〉
 24章 携帯電話とネットトラブル
 25章 いじめ
 26章 不登校
 27章 非行
 28章 被虐待
 29章 心身の不調
 30章 場面緘黙
 31章 性的マイノリティ
 Column 5 子どもの成長と心の痛み

第5部 「問題」に取り組む
 〈生徒指導の進め方〉
 32章 生徒指導の3つの側面
 33章 生徒指導の三機能
 34章 毅然とした対応
 35章 学級経営と学級崩壊
 36章 生徒懲戒と体罰
 〈教育相談の進め方〉
 37章 教師モードとカウンセラーモード
 38章 カウンセリング・心理療法の種類と技法
 39章 意識と無意識
 40章 心の働き:防衛機制
 41章 保護者との連携・対応
 42章 ケース会議の進め方
 43章 チーム支援
 44章 スクールカウンセラーの活用
 45章 学校外の機関との連携
 Column 6 人に「助けて」って言えますか?

第6部 教員としてどのように力を身につけていくか
 46章 子どもとかかわる力
 47章 保護者とかかわる力
 48章 同僚とかかわる力
 49章 社会とかかわる力
 50章 教師のバーンアウト
 51章 共感的理解とスーパーヴィジョン
 52章 学校臨床力向上のための教師のトレーニング

文献
索引
あとがき

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

角田 豊編著
角田 豊(かくた・ゆたか)
1991年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程教育方法学専攻(臨床心理学)修了。博士(教育学)、臨床心理士、JFPSP認定精神分析的心理療法家。現在、京都教育大学大学院連合教職実践研究科教授、京都産業大学文化学部教授。著書に『共感体験とカウンセリング』(福村出版)、『カウンセラーから見た教師の仕事・学校の機能』(培風館)、『ポスト・コフートの精神分析システム理論』(共著、誠信書房)、訳書にバーガー著『臨床的共感の実際』(共訳、人文書院)、ウルフ著『自己心理学入門』(共訳、金剛出版)、リヒテンバーグ他著『自己心理学の臨床と技法』(監訳、金剛出版)などがある。

片山 紀子編著
片山紀子(かたやま・のりこ)
2001年、奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程比較文化学専攻修了。博士(文学)。現在、京都教育大学大学院連合教職実践研究科教授。著書に『アメリカ合衆国における学校体罰の研究』(風間書房)、『新訂版 入門 生徒指導』(学事出版)、『学校がみえる教職論』(編著、大学教育出版)、『教育のための法学』(共著、ミネルヴァ書房)、訳書にシティ他著『教育における指導ラウンド』(共訳、風間書房)などがある。

小松 貴弘編著
小松貴弘(こまつ・たかひろ)
1996年、広島大学大学院教育学研究科博士後期課程教育心理学専攻単位取得退学。修士(心理学)、臨床心理士。現在、京都教育大学大学院連合教職実践研究科准教授。著書に『大学生の心の成熟と転落を左右する対人関係のもち方』(共著、あいり出版)、訳書にスターン著『精神分析における未構成の経験』(共監訳、誠信書房)、スタイン著『児童虐待・解離・犯罪』(共監訳、創元社)、スターン著『精神分析における解離とエナクトメント』(共監訳、創元社)などがある。

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