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赤の書
THE RED BOOK
C・G・ユング 著 / ソヌ・シャムダサーニ 編 / 河合 俊雄 監訳 / 田中 康裕 訳 / 高月 玲子 訳 / 猪股 剛 訳
内容紹介
半世紀もの長い眠りから目覚めた、C・Gユングの非公開の書
フロイトとともに、20世紀の心理学に大きな足跡を残したC・G・ユング。本書は、彼が16年余にわたって私的な日記として書き綴り、死後、半世紀ものあいだ非公開のまま眠っていた伝説の書物である。そこには、ユング思想の中核をなす概念の萌芽が、ほぼすべて網羅されている。美しいカリグラフィーによる文面、強烈なヴィジョンの体験を極彩色の緻密な構成で描きだした134点もの絵の数々。ここに描かれているのは、人間の無意識の深遠なる未踏の世界そのものである。もっと見る
目次
目次
序 C・G・ユング著作財団 ウルリッヒ・ヘルニィ ix
凡例および略語一覧 xi
謝辞 xiii
赤の書
複写版 fol.i-fol.vii/1-192
序論 新たなる書─C・G・ユングの『赤の書』 ソヌ・シャムダサーニ 195
編集ノート 231
第一の書 Liber Primus
プロローグ 来たるべきものの道 235 [fol.i(r)]
第1章 魂の再発見 238 [fol.ii(r)]
第2章 魂と神 239 [fol.ii(r)]
第3章 魂に仕えることについて 242 [fol.ii(v)]
第4章 荒れ野 243 [fol.iii(r)]
荒れ野の経験 244 [fol.iii(r)]
第5章 未来への地獄行き 246 [fol.iii(v)]
第6章 精神の分裂 249 [fol.iv(r)]
第7章 英雄の殺害 251 [fol.iv(v)]
第8章 神の受胎 252 [fol.iv(v)]
第9章 密儀/出会い 256 [fol.v(v)]
第10章 教え 260 [fol.vi(r)]
第11章 解決 263 [fol.vi(v)]
第二の書 Liber Secundus
さまよえる者のイメージ 271 [p.1]
第1章 赤い男 271 [p.2]
第2章 森の中の城 274 [p.5]
第3章 卑俗なる者の一人 279 [p.11]
第4章 隠者/第一日 282 [p.15]
第5章 第二日 286 [p.22]
第6章 死 290 [p.29]
第7章 以前の寺院の跡 293 [p.32]
第8章 一日目 296 [p.37]
第9章 二日目 301 [p.46]
第10章 呪文 304 [p.50]
第11章 卵が割れること 306 [p.65]
第12章 地獄 310 [p.73]
第13章 生け贄の殺害 311 [p.76]
第14章 神の愚かさ 314 [p.98]
第15章 第二夜 316 [p.100]
第16章 第三夜 322 [p.108]
第17章 第四夜 327 [p.114]
第18章 三つの予言 332 [p.124]
第19章 魔法の贈り物 334 [p.126]
第20章 十字架の道 338 [p.136]
第21章 魔法使い 340 [p.139]
試練 Prüfungen
試練 369
エピローグ 405 [p.190]
付録
付録A 図(マンダラ) 409
付録B 解説 413
付録C 「黒の書5」の1916年1 月16日の記述 419
監訳者後記 河合俊雄 422もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]C・G・ユング(ユング,カール・グスタフ)
[編]ソヌ・シャムダサーニ(シャムダサーニ,ソヌ)
[監訳]河合 俊雄(カワイ トシオ)
[訳]田中 康裕(タナカ ヤスヒロ)
[訳]高月 玲子(タカツキ レイコ)
[訳]猪股 剛(イノマタ ツヨシ)
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動画
「赤の書」メイキング動画(英語)
受賞情報
第45回造本装幀コンクール(日本印刷産業連合会会長賞 印刷・製本特別賞)