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暮らしを潤す「にっぽんの暦」の決定版!
旧暦のことを知り、年中行事を意識すれば、毎日の暮らしがもっと豊かになる――。旧暦/年中行事/月齢・月相/潮汐・潮名/二十四節気・七十二候/干支/六曜などの多彩な情報を収載した、眺めて読んで楽しめるカレンダー。五節句・雑節をはじめとする年中行事と、全国の代表的な祭り、各行事にゆかりの食べ物について、昔の習俗を描いた古式ゆかしい挿絵とともに盛り込んだ。季節感と伝統文化を楽しむ「にっぽんの暦」の決定版。
このカレンダーには、日付や曜日以外に、以下の情報を掲載。
●旧暦
太陰太陽暦のことで、月の満ち欠けの約29.5日周期を1か月とし太陽とのずれを調整した暦。現代でも旧暦の日取りで行なわれたり、五節句など旧暦のほうが季節感の合う行事もある。
●年中行事
五節句、雑節をはじめ昔ながらの暮らしに息づく季節ごとの行事と、日本各地の代表的な祭りの日取りも掲載。季折々の味覚も大きな楽しみゆえ、各行事にゆかりの食べ物も付記した。
●月齢・月相
月齢は新月を起点に満月を経て次の新月までの約29.5日周期で数えたもので、月相は月齢によって変わる月の形を表わす。月の引力は生物に影響を与え、農業や家庭菜園の目安になる。
●潮汐・潮名
潮汐現象とは月の引力で満潮と干潮が日に2回起こり、月単位では新月・満月の頃は大潮、上弦・下弦の頃は小潮といった潮名が付く。大潮の頃が釣りや春の潮干狩りの好適日となる。
●干支
干支(かんし)とは十干十二支のことで、年・月・日や時刻・方位などを表わし、60通りの組み合わせがある。現代でも初午、亥の子、酉の市など、干支で日取りが決まる行事がある。
●二十四節気 七十二候
一年を太陽の黄道上の位置で24等分し季節を表わす名称をつけたのが二十四節気、さらに三等分し気象や動植物の動きを短文で表現したのが七十二候で、正しい季節を知る目安となる。
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[編]創元社(ソウゲンシャ)