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続・天才少年が解き明かす奇妙な数学!
アグニージョ・バナジー 著 / デイヴィッド・ダーリング 著 / 武井 摩利 訳
刊行年月日:2020/03/13
ISBN:978-4-422-41434-8
定価:2,200円(税込)
判型:A5判 210mm × 148mm
造本:並製
頁数:232頁
本書は、数学の中でもこのうえなく常識はずれで奇妙極まりない事柄の探索に乗り出した師弟コンビが、『天才少年が解き明かす奇妙な数学!』に続いて世に送り出す2冊目の本だ。著者の一方のデイヴィッドは物理学と天文学を修め、これまで35年にわたって宇宙論から意識の問題までさまざまな主題の本を書いてきた。もう片方の著者アグニージョはまだ十代の数学の天才で、2018年には国際数学オリンピックで満点(42点)を獲得し、数学の研究を続けるべくケンブリッジ大学に入学したところだ。
「正しい表現で説明すれば、誰でも数学を理解できる」という思いから、著者たちは極力数式を使わないで、現代数学のエッセンスを集め、数学がいかに日常生活のあちこちに隠れているかや、数学が科学やその他の分野にとってどれほど役立っているかを伝えようとする。
第1章 迷路・迷宮からの脱出
第2章 無とゼロとその周辺
第3章 この宇宙を統べる7つの数
第4章 鏡の国の私たち
第5章 芸術のための数学
第6章 虚数を超えた先
第7章 平面充塡――平明にして華麗、そして不可思議
第8章 変わり者の数学者たち
第9章 量子の世界
第10章 シャボン玉と数学
第11章 だって楽しいから数学パズル
第12章 奇妙で素敵な形のあれこれ
第13章 大いなる未知の領域
第14章 別の数学はありうるか?
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[著]アグニージョ・バナジー(バナジー,アグニージョ)
2000年にインドのコルカタで生まれ、スコットランドのダンディー近郊のブローティ・フェリーで育つ。幼少時から傑出した数学の才能を示し、13歳から共著者のデイヴィッド・ダーリングの個人指導を受ける。2018年の国際数学オリンピックにおいて満点で1位になり、現在はケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで数学の研究を続けている。
[著]デイヴィッド・ダーリング(ダーリング,デイヴィッド)
1953年イギリス生まれ。シェフィールド大学で科学を学び、マンチェスター大学で天文学の博士号を取得。その後数年間アメリカのスーパーコンピューター製造企業クレイ・リサーチに勤務し、かたわら天文学雑誌に記事を執筆。1982年からはフリーのサイエンスライターとして活躍し、宇宙、物理学、哲学、数学の分野で50冊近い本を出版してきた。彼が運営するウェブサイトThe Worlds of David Darling(https://www.daviddarling.info)は過去20年にわたってオンラインリソースとして広く利用されている。青少年への数学と物理の個人指導も行っており、共著者のアグニージョは彼の教え子。
[訳]武井 摩利(タケイ マリ)
翻訳家。東京大学教養学部教養学科卒業。主な訳書にN・スマート編『ビジュアル版世界宗教地図』(東洋書林)、B・レイヴァリ『船の歴史文化図鑑』(共訳、悠書館)、R・カプシチンスキ『黒檀』(共訳、河出書房新社)、T・グレイ『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』、J・ラーセン『微隕石探索図鑑』、A・バナジー『天才少年が解き明かす奇妙な数学!』(以上創元社)などがある。
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