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アカデミア叢書

不在の臨床

心理療法における孤独とかなしみ

日下 紀子 著

刊行年月日:2017/06/19
ISBN:978-4-422-11663-1
判型:A5判 210mm × 148mm
造本:上製
頁数:216頁

技術の発達により私たちは「待たなくても済む」社会を生きています。しかしそのようななかでも、リアルな人と人の間ではどうしても、目の前にこの人が「いる/いない」こと、こころの内にあの人が「いる/いない」ことが、私たちの生きる力に大きな影響を与えてはいないでしょうか。それは心理療法も同じで「セラピストの外的ないる/いないと内的ないる/いないが(常に移ろいながら)重要となってきます。本書はそうしたプロセスを「孤独」「さびしさ」の視点から読み解きます。


序 章 不在のあらわれ 

第1節 現代社会にみられる対象の不在 
第2節 心理臨床における不在 
第3節 セラピストの不在 
第4節 心理臨床での不在をめぐって 
第5節 本書の構成 



【理論篇】こころの現象とこころの機能

第1章 母子関係にみる不在 

第1節 母親の不在 
第2節 こころの発達における不在の体験 
第3節 臨床的観察事例と考察 
第4節 子どものこころの成長 

第2章 セラピストのこころの機能 

第1節 心理療法におけるセラピストの存在 
第2節 心理臨床の視点からのこころの現象 
第3節 セラピストのこころの機能 
第4節 こころの機能の多面性と多層性 

第3章 セラピストの不在が及ぼす影響 

第1節 精神分析的心理療法における不在 
第2節 セラピストの外的な不在 
第3節 心理療法に及ぼす影響 
第4節 不在にまつわるかなしみ 
第5節 外的な不在への臨床技法的工夫 


【実践篇】往還するものと二重性なるもの

第4章 不在の対象からの攻撃をめぐって 

第1節 セラピストの妊娠・出産 
第2節 治療的相互交流 
第3節 不在の対象からの攻撃 

第5章 孤独感の再演としてのかなしみ 

第1節 心的外傷体験の再演 
第2節 不在によるかなしみ 
第3節 孤独感の再演 

第6章 セラピストの内的な不在 

第1節 内的な不在のあらわれ 
第2節 パーソナリティの病理と対象関係 
第3節 内的な不在をめぐる治療的相互交流 
第4節 内的な不在をめぐる技法的考察 

終 章 不在の彼方にあらわれるもの 

第1節 酵素としてのセラピスト  9
第2節 不在のなかに蘇るもの  11
第3節 往還するものと二重性なるもの  15

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

日下 紀子著

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