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カウンセリングにおける宗教性

アニミズム的汎神論的宗教性とトポス

加藤 廣隆 著

刊行年月日:2017/07/26
ISBN:978-4-422-11664-8
判型:A5判 210mm × 148mm
造本:上製
頁数:212頁

人の苦しみの釘を抜く。――創建1200年、京の古刹・釘抜地蔵石像寺住職が、宗教家として臨床心理士として接した迫真の事例。

著者は京都の古刹・釘抜地蔵石像寺の住職。長年信者の悩みに対応してきたが、説教と法話による相談活動に限界を感じ、カウンセリングの研修を始め臨床心理士資格と博士号を取得した。本書は、その稀有な立場からの論究と事例をまとめたもの。心理療法においては「生と死」の問題が避けられず、臨床心理士は宗教性を考える必要があることも多い。本書の「寺の中でのカウンセリング事例」を読むことによって、読者は人間心理のさらなる深みを学ぶことになるだろう。



第一章 問題と目的

第二章 日本人の宗教性―日本人の宗教性とカウンセリングの関わりについて―
第一節 アニミズム的汎神論的宗教性のなかで創造された「物語」
一.神様とお地蔵様とが話合いをした「物語」
二.母の喪の仕事を進めた「物語」
三.墓参から生まれた父との関係再創造の「物語」
第二節 日本人のアニミズム的汎神論的宗教性
第三節 悩みの文化的基盤
第四節 日本人の「物語」の創造

第三章 カウンセリングにおけるトポスのもつ意味―釘抜(くぎぬき)地蔵(じぞう)石像寺(しゃくぞうじ)のトポスについての一考察―
第一節 釘抜地蔵石像寺の位置
第二節 平安京における聖地としてのトポスのもつ意味
第三節 聖地としてのトポスのもつ心理学的意味
第四節 境界の地がもつ心理学的意味と釘抜地蔵石像寺
第五節 癒しと変容のうつわとしての釘抜地蔵石像寺の境内

第四章 事例研究
事例一 母の喪の仕事を通して、自分自身の人生をみつけた女性の事例
一.喪の仕事とは
二.事例の概要
三.面接経過
四.考察

事例二 セルフ(魂)の象徴との出会いをもった強迫行動の青年の事例
一. セルフ(魂)の象徴とは
二.事例の概要
三.面接経過
四.考察

事例三 トポスのはたらきによってセルフ(魂)の象徴との対話が持続し、人格変容を遂げた女性の事例
一.セルフ(魂)の象徴との対話とは
二.事例の概要
三.面接経過
四.考察

第五章 総合考察と今後の課題
謝 辞
文 献

あとがき

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

加藤 廣隆著
加藤廣隆

1942年 京都市に生まれる
1965年 同志社大学卒
2006年 佛教大学教育学研究科臨床心理学専攻修士修了
2015年 佛教大学教育学研究科臨床心理学専攻博士修了
現在 釘抜地蔵石像寺住職
佛教大学博士(教育学)
臨床心理士
著書 『カウンセリングと宗教――魂の居場所を求めて』(共著)創元社

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