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大阪暮らしむかし案内 江戸時代編

絵解き井原西鶴

本渡 章 著

刊行年月日:2012/01/20
ISBN:978-4-422-25061-8
判型:A5判
造本:並製
頁数:256頁

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好評「むかし案内」シリーズの第6弾。今回の題材は井原西鶴の浮世草子(小説)とその挿絵。元禄文学の巨人・西鶴の作品世界から、江戸時代の庶民の暮らし、人間模様を活写する。見開き全体図と部分図の両方から謎解きを試みる「読み解きスタイル」という独自の趣向で、見応えと読み応えを兼ね備えた構成とする。お金や商売から、四季の暮らし、色恋沙汰まで、絵と物語を解読する面白さを味わいながら、大阪の生活文化がわかる本。

●前口上
●第一章 金の世の生き方
第一話 欲の世に住む金貸したち 『世間胸算用』嫁入り行列、今宮へ
第二話 商人が両刀をさす時 『日本永代蔵』堺商人の心意気
第三話 銭になる信仰 『日本永代蔵』水間観音の初午 
第四話 無一文から成り上がる 『日本永代蔵』北浜の繁栄風景
 閑話一 長刀の鞘 質種にしていくら? 『世間胸算用』
第五話 二代目はなぜ身代をつぶしたか 『世間胸算用』住吉大社の年籠り
第六話 借金取りを撃退する法 『世間胸算用』夜の三十石船
第七話 賢く破産するために 『万の文反古』播州からの手紙
第八話 正直王と借金王 『日本永代蔵』江之子島商人の美談
 閑話二 ひと勝負二十両 カルタでつぶす身代『本朝二十不孝』
第九話 三世代、買い物問答 『世間胸算用』備後町の魚問屋
第十話 倹約家が浪費家でもある 『日本永代蔵』堺は始末で立つ
第十一話 親の金は子がつかう 『西鶴俗つれづれ』長町の別荘
第十二話 大尽が太鼓持ちになる時 『西鶴俗つれづれ』天満天神の万燈会
 閑話三 町人式、揉め事解決法 『西鶴諸国ばなし』
●第二章 町人暮らしの四季
第一話 春のお彼岸、遊びと風俗 『諸艶大鑑』四天王寺のお彼岸参り
第二話 七夕祭の夜の出来事 『諸艶大鑑』新町の七夕
第三話 亥の子に吹く寒風 『諸艶大鑑』茶屋に並ぶ旬の食材
第四話 松茸で貧乏、懐炉で長者 『西鶴織留』季節の節目の言葉
 閑話四 四季を詠む西鶴 『西鶴俗つれづれ』
●第三章 男の色恋、女の色恋
第一話 町人流「もののあわれ」 『好色一代男』京都から山崎へ
第二話 廓遊び、三都くらべ 『諸艶大鑑』大坂・京都・江戸の廓
第三話 大水にも遊びはやまぬ 『諸艶大鑑』新町遊廓に津波
第四話 色の道にふたつあり 『西鶴置土産』道頓堀の茶屋
 閑話五 「人はばけもの」西鶴の怪談 『西鶴諸国ばなし』
第五話 女の好色のはじまるところ 『好色五人女』伊勢へ抜け参り
第六話 七夕と惚れ薬と天満の化物 『好色五人女』天満の井戸替え
第七話 歌比丘尼という商売 『好色一代女』淀川の川口風景
第八話 三十超える女の職歴 『好色一代女』流れついて玉造
 閑話六 世之介の修業時代 『好色一代男』
第九話 花の太夫たちの隠れた姿 『諸艶大鑑』大坂花づくし
第十話 紋合わせは恋のしるし 『男色大鑑』箕面の勝尾寺参り
第十一話 目の覚めない人々 『西鶴置土産』新町と米市場
第十二話 色里のうつつと幻 『諸艶大鑑』冥途への旅
 閑話七 愛すべし椀久 『椀久一世の物語』
●あとがき
●参考文献
●さくいん

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]本渡 章(ホンド アキラ)

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