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臨床の知

臨床心理学と教育人間学からの問い

矢野 智司 編 / 桑原 知子 編 / 北山 修 著 / 伊谷 信彦 著 / 稲垣 恭子 著 / 井上 嘉孝 著 / 大山 泰宏 著 / 角野 善宏 著 / 鎌田 東二 著 / 楠見 孝 著 / 髙橋 靖恵 著 / 竹中 菜苗 著 / 田中 康裕 著 / 西平 直 著 / 松木 邦裕 著

刊行年月日:2010/11/19
ISBN:978-4-422-11501-6
判型:A5判
造本:上製
頁数:256頁

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ますます混迷を増す現代社会の中で、大学はいかなる役割を果たすのか。本書の著者たちが所属する京都大学大学院教育学研究科は、高度な研究教育機関として実践に結びついた研究を行い、社会貢献をなしうる有用な人材を育てることを使命としている。本書は、「臨床の知を創出する質的に高度な人材養成──京大型臨床の知創出プログラム」と名付けられた教育プログラムの中で行われた、いかにも京大らしいユニークなアプローチの数々をまとめたものである。

目次
はじめに
序章 臨床の知が生まれるとき
 「臨床の知」とは何か
 「臨床の知」が自分を探す旅の物語
 自画像を画定できない「臨床の知」
 旅の仲間としての「科学の知」
 「臨床の知」をめぐって
第一章 「臨床の知」と「書物の知」――世阿弥「伝書」からの問い
 文字にすること・理論化すること
 世阿弥はなぜ伝書を書いたのか
 「臨床の知」にとって理論化するということ――世阿弥「伝書」からの問い
 コメント 角野善宏
第二章 心理療法における「臨床の知」――風景構成法と夢分析による
 はじめに
 風景構成法から
 夢分析から
 おわりに
コメント 大山泰宏
第三章 心理臨床の「枠」と臨床の知
 心理臨床における「枠」のゆらぎ
 心理臨床における枠の措定の始まり
 枠の意味づけの変質
  象徴と枠
限界設定と無根拠性
 心理療法の枠と発話行為
 結びに代えて
 コメント 田中康裕
第四章 近代的意識の本質――ユングの「影入道の夢」の分析を通して
 はじめに
 影入道の夢
 №1人格と№2人格
 あかりの位置――イニシエーションの新しい在り方
 心理学における「自然」
 心理学と「近代」
 おわりに
 コメント 松木邦裕
第五章 主体の知を知ることと知らないこと――臨床の知とその達成
 はじめに――主体の知とは何か
 知ること
 主体の知を可能にするもの――自己の分析と臨床の知
 知らないことnot knowing
 無知と偽りの知
 臨床の知の達成
 おわりに
 コメント 井谷信彦
第六章 宙吊りにされた「知」の形式――危機に関わる「知」としての「臨床の知」
 ボルノウ教育学における「危機」の概念
 危機に関する「知」のパラドックス
 出来事に関わる「知」としての予感/合図
 コメント 井上嘉孝
第七章 苦悩という体験の心理学的理解――村上春樹『トニー滝谷』における出会いと孤独を手掛かりとして
 創造的契機としての苦悩
 『トニー滝谷』
 トニー滝谷の現代性
 「私」が生まれる瞬間、孤独の深まり
 本当に一人になること
 『オイディプス王』に見られる「内省」の意義
 一回の出会い、百万回の出会い損ない
 コメント 西平直
鼎 談 「臨床の知」への問い
書くこと、言葉にすること/引き裂かれた事態を「渡す」つなぐ言葉「私」・「渡し」何かと何かの間に立つ――不明瞭な位置づけ日本での精神分析のはじまり/生産性の源泉――二重構造/臨床における書き言葉の意味/二社言語と三者言語/二つの言葉に引き裂かれて/他社にどう伝えるか臨床における記録作業第三者にもわかる言語三者的視点の大切さ/「離見の見」/もう一人の私/後ろからの眼差し/よい臨床家はよい文章を書く/ケースを扱うことがすべての原点フロイトの治療記録/間接話法か直接話法か/臨床には絶えず他者がやってくる/「通じる」ことを目指す二者的コミュニケーション/「通じる」が断たれる「脱錯覚」/断絶呼び止める言語の発達/自分が選んだ学説は自分のことを説明している/日常の二者言語と臨床家の用いる二者言語との違いは?/共感的対話の研究/言葉は根本的に第三者性を孕んでいる/書くことを後押しされる――第三者の介在/言っていることとやっていることの一致/一者言語は果たしてあるのか/駄洒落的言語感覚/言葉のラリーがつくりあげる
コラム
 心理療法における見立てをめぐって――臨床の知についての一考察
 臨床知への認知心理学的アプローチ
 私淑とシシュク
 臨床の知と臨地の知

結びに代えて――「臨床の知」の二面性
付録 大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)
「臨床の知を創出する質的に高度な人材養成――京大型臨床の知創出プログラム」活動報告

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[編]矢野 智司(ヤノ サトジ)

[編]桑原 知子(クワバラ トモコ)

[著]北山 修(キタヤマ オサム)

[著]伊谷 信彦(イタニ ノブヒコ)

[著]稲垣 恭子(イナガキ キョウコ)

[著]井上 嘉孝(イノウエ ヨシタカ)

[著]大山 泰宏(オオヤマ ヤスヒロ)

[著]角野 善宏(カドノ ヨシヒロ)

[著]鎌田 東二(カマタ トウジ)

[著]楠見 孝(クスミ タカシ)

[著]髙橋 靖恵(タカハシ ヤスエ)

[著]竹中 菜苗(タケナカ ナナエ)

[著]田中 康裕(タナカ ヤスヒロ)

[著]西平 直(ニシヒラ タダシ)

[著]松木 邦裕(マツキ クニヒロ)

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