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小児を救った種痘学入門

ジェンナーの贈り物

加藤 四郎 編著

刊行年月日:2016/08/25
ISBN:978-4-422-20240-2
判型:四六判
造本:上製
頁数:160頁

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予防は治療に優る。

古代より世界中で猛威をふるい、多くの人命を奪ってきた天然痘。
1980年にWHOから世界天然痘根絶宣言が出され、今や忘れ去られた感染病となっているが、しかしその実現までの道のりは非常に険しく、また医師たちの情熱にあふれたものだった。
この恐ろしい伝染病を克服すべく、18世紀英国の医師ジェンナーは、不屈の意志と努力によって、安全で確実な予防接種・牛痘種痘法を開発した。
苦難に立ち向かい偉業を成し遂げたその生涯を描く感動の偉人伝。

第一部は、幼き日のジェンナーが、牛の乳しぼりの女性の一言から天然痘克服への研究意欲を刻み込まれたエピソードから、「なぜ実験して試して確かめてみないのか?」と厳しくも心強い励ましをくれた恩師ジョン・ハンターの薫陶、あえて牛痘のうみをうえつけるという画期的な予防法が認められず、苦境に立たされながらも信念を貫き、予防接種の普及に尽力しつづけたジェンナーの生きざまを、綿密な取材と調査によって丁寧に描いた医史物語。
なお第8章は、ジェンナーが基礎を築いた予防医学に関連して、感染病研究の権威であった著者による、わかりやすくも本格的なワクチンのしくみや免疫システムの解説となっており、医学読み物としても楽しめる。

第二部は、ジェンナーの考案した牛痘種痘法が日本でどのように受け入れられ、普及したかを、緒方洪庵をはじめとする予防接種の普及につくした日本人医師5名の列伝として紹介。

病にかかってからでは遅い。
常に新たな感染症が登場し猛威をふるう現代においても、予防医学がいかに大切かを痛感させる、必読の書。

《おもな目次》

序文―刊行に寄せて―

はじめに

《第一部》  ジェンナーの贈り物
1 ワクチンの名づけ親
2 人類は天然痘と闘い続けた
3 ジェンナーの生い立ち
4 「牛痘種痘法」はこうして開発された
5 ジェンナーと博物学
6 日本での天然痘対策
7 現実となったジェンナーの予言
8 ワクチンはなぜきくのか
9 ジェンナーの贈り物

ロンドン、グロスター、東京、そしてイタリア・ジェノバ ジェンナー像をめぐる旅


《第二部》 天然痘との闘い―幕末日本の蘭方医たち―
1 楢林宗建
2 伊東玄朴
3 笠原良策
4 緒方洪庵
〈コラム・牛痘種痘接種風景〉
5 桑田立斎

年表
参考文献・資料一覧

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[編著]加藤 四郎(カトウ シロウ)
加藤四郎(かとう・しろう)
1925年、大連生まれ。大阪大学医学部卒業、医学博士。アメリカ、スタンフォード大学医学部客員研究員、大阪大学教授、大阪大学微生物研究所所長などを経て、大阪大学名誉教授。日本ウイルス学会会長、日本癌学会功労会員、日本ウイルス学会名誉会員、大阪大学適塾記念センター・アドバイザリーボード、緒方洪庵記念財団・除痘館記念資料室専門委員などのほか、(株)住友化学工業顧問、(株)住友製薬顧問などを歴任した。高松宮妃癌研究基金学術賞を受賞している。2015年歿。

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