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ポーランドの前衛美術

生き延びるための「応用ファンタジー」

加須屋 明子 著

刊行年月日:2014/12/10
ISBN:978-4-422-70079-3
判型:A5判
造本:上製
頁数:184頁

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日本では紹介される機会の少ない、第二次世界大戦前後から今日までのポーランドの美術を取り上げる。厳しい状況下の1950年代のポーランドで生まれた、生き延びるための技術とウィットに満ちた芸術様式「応用ファンタジー」は、冷戦期にとどまらず、ポーランド芸術全体に見られる特質である。「想像力の飛翔と狂気との狭間をゆれ動くあり方」は21世紀の芸術の行方を照らし、欧米中心の美術に再考を促すきっかけとなるだろう。

はじめに

第一章 戦後~60年代を中心に
     戦前から戦後、ポーランド美術の果たした役割――全体主義と民主主義の狭間で
 1 冷戦下でのポーランドの文化的アイデンティティの構築――ヴルブレフスキ、ヤレマ、カントル
 2 戦前と戦後をつなぐモダニズムと前衛――スツシェミンスキとその後継者たち
 3 国家の文化政策がもたらしたもの――「雪解け」以後
 4 カトヴィツェの前衛

コラム1 ポーランドの至宝:レンブラントと珠玉の王室コレクション

第二章 1970~80年代を中心に
     ポーランドのネオ前衛
 1 冷戦期におけるポーランドのネオ前衛――ロバコフスキ、クフィエクリク、コズウォフスキ、鴨治、ベレシ、カントル、リベラ
 2 ヴォディチコの初期の活動とその意義

コラム2 イェジ・リシャルト「ユリィ」ジェリンスキ〔一九四三~一九八〇年〕「ユリィの帰還」

第三章 1990年代
     転換期の作法――中東欧の現代美術
 1 展覧会成立の背景
 2 出品作品
 3 中東欧圏の戦後現代美術再検討の機運

コラム3 存在へのアプローチ 戦後ポーランド美術への誘い

第四章 1980年代後半~現代
     21世紀における芸術の役割について――象徴と記憶:バウカ
 1 戦後のポーランド情勢、東欧革命以後
 2 映像作品を中心に
 3 闇に触れる――バウカ「事の次第」

コラム4 美術の中の歴史 Historia w sztuce

第五章 2000年代~現代
     現代美術におけるポーランド、応用ファンタジーとしてのポーランド美術
 1 映像と時間――レイマン
 2 日常からの「覆し」――アルトハメル、サスナル
 3 社会応用芸術
   3・11以後の芸術と批評の可能性――ジミェフスキ以後

おわりに

初出一覧
図版出典
口絵出典
参考文献
地図
年表
事項索引
人名索引

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]加須屋 明子(カスヤ アキコ)
京都市立芸術大学美術学部准教授。1963年兵庫県生まれ。京都大学大学院哲学研究科博士後期課程美学美術史学専攻修了。ヤギェウォ大学哲学研究所美学研究室留学(クラクフ、ポーランド)。1991年から2008年まで国立国際美術館学芸課勤務。専門は近・現代美術、美学。主な展覧会企画は「芸術と環境」1998年、「いま、話そう」2002年、「転換期の作法」2005年、「液晶絵画」2008年、「龍野アートプロジェクト」2011-14年など。主な著書は『アヴァンギャルド宣言――中東欧のモダニズム』(三元社、2005年、共訳)、『ポーランド学を学ぶ人のために』(世界思想社、2007年、共著)、『中欧のモダンアート――ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー』(彩流社、2013年、共著)、『珠玉のポーランド絵画』(創元社、2014年、共訳)など。

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