自分らしく死にたい

「病院で死ぬということ」がベストセラーになったが、本書ではさらにそのテーマを深め病院であれ、在宅であれ本人の納得する死のあり方を、医師の立場から16の事例で提案。

第1部　知ること、知らせること
第1話　真実を知ったがゆえに
第2話　パニック、抑うつ、精神的外傷
第3話　正式の病名は何ですか
第4話　医師に隠す権利はない
第5話　やはり黒でしたか
第6章　先生にお礼の手紙を書きたい
第2部　それぞれの死
第7話　「先生、最後の・・・注射を」
第8話　一人息子は老いた両親を残して去っていった
第9話　ある日、突然声を失った人
第10話　若い母親は精いっぱい生ききった
第11話　ビールを飲み交わしながらの看取り
第12話　老女の執念
第13話　老病は自然なり
第14話　多くの人の協力で実った完成
第15話　亡き母を囲んで撮った記念写真
第16話　三八年間の教師生活を完成させて逝った人

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

［著］神代 尚芳（コウジロ ナオヨシ）