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ロールシャッハ法による精神病現象の査定

理論的・概念的・実証的発展


ジェームズ・H・クレーガー 著 / 馬場 禮子 監訳 / 吉村 聡 監訳 / 小嶋 嘉子 訳 / 満山 かおる 訳 / 北村 麻紀子 訳 / 松田 東子 訳 / 牧野 有可里 訳 / 池島 静佳 訳 / 加藤 志ほ子 訳

単行本 ¥9,350

刊行年月日:2020/10/14
ISBN:978-4-422-11743-0
定価:9,350円(税込)
判型:B5判 265mm × 192mm
造本:上製
頁数:336頁

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内容紹介

精神病の鑑別診断はどのように可能か

ロールシャッハ法は、医療現場で用いられることの多い心理検査のひとつ。そんなロールシャッハ法にしばしば求められるのが、精神病者の鑑別診断への協力だ。本書は、ロールシャッハ法の王道でありながらも非常に困難だとされている精神病の査定について、さまざまな角度から詳しく解説した専門家必携の一冊である。

【本書の特徴】
・鑑別診断の実践に役立つ知識を提供
ロールシャッハ法の鑑別診断において、もっとも重要かつ高度な専門性が求められる精神病の鑑別に特化。各理論や技法の信頼性だけでなく、その限界についても丁寧に検討されている。

・膨大な研究知見に基づき、幅広い領域をカバー
特定の立場に偏ることなく、膨大な研究知見をわかりやすくまとめた前著のスタイルを踏襲。各章末に収められた参考文献は圧巻の量で、古典から最新のものまでをカバー。狭義の精神病だけではなく、貧困例や一過性のもの、児童/青年期のもの、詐病にまで触れられており、さまざまな症例に対応している。
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目次

・序文
・謝辞
・序論

第1部 精神病現象の理解と査定
 第1章 精神病現象―現実検討と思考活動の障害の概念的理解に向けて
 第2章 思考活動の障害と精神病現象の査定

第2部 ロールシャッハ法による精神病現象の査定
 第3章 Hermann Rorschachの実験
 第4章 RapaportとHoltの貢献
 第5章 思考障害指標(TDI)
 第6章 包括システムとロールシャッハ・アセスメントシステム
 第7章 ロールシャッハ法で思考活動の障害を査定するその他のアプローチ
 第8章 思考活動の障害に関するロールシャッハサインの統合モデル

第3部 思考活動の障害の諸側面
 第9章 解体――焦点づけ、フィルタリング、言語の用い方の問題
 第10章 非論理性――理由づけと論理に生じる問題
 第11章 思考活動と言語の貧困
 第12章 知覚と理由づけの誤りへの気づき

第4部 ロールシャッハ法による精神病現象の鑑別診断
 第13章 一次性精神病とロールシャッハ法
 第14章 二次性精神病現象とロールシャッハ法
 第15章 偽精神病と思考活動の障害
 第16章 児童期/青年期に見られる精神病現象のロールシャッハ指標

最終考察――実証的、概念的、実践的な検討

・解題
・あとがき

・索引

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著者紹介

[著]ジェームズ・H・クレーガー(クレーガー,ジェームズ・H)
メリーランド州ベセスダでプライベートプラクティスを実践する心理学者・精神分析家。パーソナリティアセスメント協会のフェローであり、臨床パーソナリティ査定心理学Clinical and Personality Assessment Psychologyの認定を受けている。また、『思考活動の障害とロールシャッハ法』(1999)を著し、『精神病の査定――臨床家のためのガイド』の責任著者でもある。いずれもラウトレッジ社から上梓されている。

[監訳]馬場 禮子(ババ レイコ)
慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修了。
東京都立大学人文科学部教授、放送大学教授、山梨英和大学人間文化研究科臨床心理学教授などを経て、現在、中野臨床心理研究室。
医学博士、臨床心理士。

ロールシャッハ法に関する著書に、次のようなものがある。
『精神力動論――ロールシャッハ解釈と自我心理学の統合』(小此木啓吾との共著)医学書院, 1972年〔新版:金子書房, 1989年〕
『境界例――ロールシャッハテストと精神療法』岩崎学術出版社, 1983年
『ロールシャッハ法と精神分析――継起分析入門』岩崎学術出版社, 1995年〔改訂版:1999年〕
『心理療法と心理検査』日本評論社, 1997年
『力動的心理査定――ロールシャッハ法の継起分析を中心に』(編著)岩崎学術出版社, 2017年

[監訳]吉村 聡(ヨシムラ サトシ)
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
早稲田大学理工学部助手、東北大学教育学研究科講師を経て、現在、上智大学総合人間科学部教授。
博士(文学)、臨床心理士、公認心理師。

主な著書は以下のとおり。
『ロールシャッハテストの所見の書き方――臨床の要請にこたえるために』(加藤志ほ子との共編)岩崎学術出版社,2016年
『心理検査を支援に繋ぐフィードバック――事例でわかる心理検査の伝え方・活かし方[第2集]』(分担執筆)金剛出版,2016年

[訳]小嶋 嘉子(コジマ ヨシコ)
東京都立大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学、修士(心理学)。
現在、明星大学心理学部特任准教授。臨床心理士、公認心理師。

[訳]満山 かおる(ミツヤマ カオル)

[訳]北村 麻紀子(キタムラ マキコ)

[訳]松田 東子(マツダ モトコ)

[訳]牧野 有可里(マキノ ユカリ)

[訳]池島 静佳(イケジマ シズカ)

[訳]加藤 志ほ子(カトウ シホコ)

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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