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プロカウンセラーの薬だけにたよらずうつを乗り越える方法

杉原 保史 著

刊行年月日:2019/12/17
ISBN:978-4-422-11728-7
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:160頁

自身も“うつ”で悩んだ著者からあなたへ

本書は、同じ著者による『共感の技術』に続く、プロカウンセラー・シリーズの一冊で、一般読者を対象とした読み物です。
日本ではうつになると、症状が苦しいためにどうしても薬にたよりがちになる傾向が強いですが、それだけではなかなか抜本的な解決にはつながらず、再発を繰り返すことにもなりえます。そこでプロのカウンセラーでありながら、自身もうつ症状に苦しんだ著者が、薬だけにたよらずうつを乗り越えていく方法を分かりやすくお伝えします。

[本書の特徴]

●一冊の中に必要な情報を網羅
うつに関する本は、難しいうえに多くが症状なら症状、対策なら対策と専門的な解説本が主流です。そのため、うつをしっかり理解するには何冊もの本を苦労して読まねばならず、うつの渦中にある人にはハードルが高いといえます。本書は一冊の中に、うつのメカニズムと対策、うつに陥りやすい状況についての説明が網羅され、読み進めるうちに、苦しい症状を抱えながら自分がどう生きていけばよいかが自然に分かるようになっています。いま流行のマインドフルネス瞑想も、自分でできるようになります。

●エネルギーのない人にも読みやすい工夫
すべての項目が2見開きで完結しているので読むのにそれほど負担がなく、項目の最後に一番大切なことが「ポイント」として記され、記憶に残りやすいしかけになっています。
その日の気分によって読んだときの感じ方は違いますので、そのときどきで「納得したか」「納得していないか」「どちらでもないか」のチェックをして、自分の気持ちの変化が分かるようになっています。

●心を癒すイラスト、優しい文章
ところどころに散りばめられている癒し系のイラストは、見てホッとする効果も大きく、なにより読者に寄り添う著者の優しい文章は、読んでいて元気が出る“読むクスリ”といえます。

●カウンセラーを目指す人たちにも
本書が対象としているのは、うつで悩んでいる人とその周囲の人たちですが、プロのカウンセラーやカウンセラーを目指している人にも、スキルだけでなくうつの人が置かれた状況改善の重要さを学ぶのに役立つ内容です。

≪目次≫


はじめに 

step1 悩んでいるのは自分だけじゃない
・私のうつ体験 
・人生の下り坂におけるうつ
・夢は無意識からのメッセージ

step2 うつは社会的要因に左右される
・生活環境と心は深く関わっている
・老いやジェンダーをめぐる現代の状況
・ちょっと変わったうつー新型うつと仮面うつ
・リワークは計画的に少しずつ

step3 そもそも、うつって何?
・どうしてこんなに苦しいのだろう? 
・うつは大事なメッセージを伝えている
・うつはどんな感情?
・受け身的な生き方はうつを呼ぶ
・「肯定的な考え」はできる
・うつは過去だけに関わるものではない
・少し元気が出てきたときが要注意

step4 うつとの上手なつきあい方
・うつをもたらす考え
・無理に否定的な考えを変えない
・「今ここ」に注意を置く
・小さな変化と元気を感じる
・達成を味わう自分の心を大切にする
・何が自分の人生に意味を与えるかを考える
・生きるためのエネルギーは手入れが必要
・喪失への気づき
・心理カウンセリングを受けてみる
・重要なものの喪失に気づく

step5 うつの和らげ方
・マインドフルネス瞑想をする
・アクセプタンスと脱フュージョン
・感情を間接的にコントロールする
・孤立を避けることが重要課題
・したいことをする計画を立てる
・生活のリズムを整える
・手を抜く、任せる、甘えるスキルを磨く
・運動には抗うつ作用がある
・薬だけに頼るうつ治療はない
・自分を思いやるセルフ・コンパッション
・自殺願望に取りつかれないようにする

おわりに 

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]杉原 保史(スギハラ ヤスシ)
現職 京都大学学生総合支援センター長
教育学博士(京都大学)
臨床心理士
[略 歴]
一九六一年 神戸市生まれ。
京都大学教育学部、京都大学大学院教育学研究科にて臨床心理学を学ぶ。
大谷大学文学部専任講師、京都大学保健管理センター講師、京都大学カウンセリングセンター講師、同教授を経て現職。
[主な著書]
『SNSカウンセリング入門』(共著)北大路書房 二〇一八年
『技芸としてのカウンセリング入門』創元社 二〇一二年
『12人のカウンセラーが語る12の物語』(共編著)ミネルヴァ書房 二〇一〇年
『統合的アプローチによる心理援助』金剛出版 二〇〇九年
『大学生がカウンセリングを求めるとき』(共編著)ミネルヴァ書房 二〇〇〇年
[主な訳書
『心理療法家の言葉の技術 第二版』(ポール・ワクテル著)金剛出版 二〇一四年
『説得と治療:心理療法の共通要因』(ジェローム・フランク&ジュリア・フランク著)金剛出版 二〇〇七年
『心理療法の統合を求めて』(ポール・ワクテル著)金剛出版 二〇〇二年

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