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マンガで読み解く そして日本国憲法は作られた

やまさき 拓味 原作 / 早川 恵子 漫画

刊行年月日:2019/09/27
ISBN:978-4-422-30074-0
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:208頁

1947年の憲法施行以来、70年余にして「改憲」をテーマに国会で議論が始まる。日本国憲法の制定においては、国内国外の様々な政治的、社会的な力が働き、その成立過程は複雑である。ポツダム宣言を受諾して日本は連合国の占領下となるが、その結果、封建主義的な日本の国家体制の根本にある大日本帝国憲法(明治憲法)を民主的なものに変革する必然性があった。そして、その変革の過程は、日本側で考えた憲法改正案がGHQに提出される第一段階と、その提出案を完全却下してGHQが独自に作成した草案に日本側の要望を取り入れて作成した第二段階に分けることができる。本書では、この作成過程を史実に照らし合わせて忠実に再現しながら、また、今なお完全に解明されていない歴史上の謎を解き明かしながら、マンガとコラムでわかりやすく解説した。右翼、左翼といったイデオロギー的な歴史観にとらわれない視点で多くの文献を基に編集されており、高校生から大人まで楽しめる。

 はじめに
 まんがちゃんの「そうなんだ!」①『そもそも憲法って何?』
 日本国憲法制定に関する年表

プロローグ まんがちゃんの修学旅行
第1話 日本の運命を握る男
 まんがちゃんの「そうなんだ!」②『ポイントはポツダム宣言とマッカーサー』

第2話 天皇陛下とマッカーサー
 まんがちゃんの「そうなんだ!」③『キーパーソンは天皇とマッカーサー』

第3話 憲法改正に触れる
 まんがちゃんの「そうなんだ!」④『大日本帝国憲法VS.日本国憲法』

第4話 憲法改正の始動
 まんがちゃんの「そうなんだ!」⑤『日本国憲法の原案の一つが憲法草案要綱』
 まんがちゃんの「そうなんだ!」⑥『マッカーサー・幣原会談で出た戦争放棄』

第5話 マッカーサー・ノート
 まんがちゃんの「そうなんだ!」⑦『草案を作った民政局の人たち』

第6話 一国の憲法を1週間で!!
 まんがちゃんの「そうなんだ!」⑧『日本を愛したベアテ・シロタの尽力』

第7話 GHQ草案と政府の攻防
 まんがちゃんの「そうなんだ!」⑨『極東委員会の重圧』

第8話 105日間の憲法改正審議
第9話 日本国憲法の公布・施行
エピローグ 18歳になればまんがちゃんにも選挙権!!

 まんがちゃんの「そうなんだ!」⑩『最後に』
 資料・日本国憲法全文

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[原作]やまさき 拓味(ヤマサキ ヒロミ)
1949年 和歌山県新宮市生まれ。
1968年 新宮商業高校卒業。
1968年 劇画集団「さいとうプロダクション」入社。
1972年 仲間4人で「オリオンプロモーション」設立。
1974年 小池一夫率いる「スタジオシップ」と合併。
1989年 「バディプロダクション」設立、現在に至る。
デビューは1972年双葉社「マンガストーリー」誌の「鬼輪番」(作・小池一夫)

主な作品
「英雄失格」(作・梶原一騎)(少年サンデー・小学館)
「青春動物園ズウ」(作・小池一夫)(少年サンデー・小学館)
「ラブZ」(作・小池一夫)(少年サンデー・小学館)
「バディ」(ベアーズクラブ・集英社)
「優駿たちの蹄跡」(ピジネスジャンプ・集英社)
「優駿の門シリーズ」(少年チャンピオン・秋田書庖)
「プロカウンセラーの共感の技術」(作・杉原保史)(創元社)
「用心棒稼業」(コミック乱ツインズ・リイド社) 他多数

[漫画]早川 恵子(ハヤカワ ケイコ)
静岡県で2月に生まれる。育ちは各地色々。
川崎の市立高校を卒業後「バディプロダクション」入社。
趣味はバレーボール、ゴルフ観戦、旅。

主な作品
「家庭救助犬リーチ」(プレイコミック・秋田書店)
「優駿の門 アスミ」(プレイコミック・秋田書店)
大人のぬり絵「しばじろう草枕」(愛育社)
学習まんが「日本の歴史」(4,5巻)(集英社)
「プロカウンセラーの聞く技術」(作・東山紘久)(創元社)

★NetGalley会員レビューより

【書店関係者 513020】
今のうちに読んでおくべき書。
日本国憲法の歴史的成立過程をマンガで詳しく描かれています。
成立過程を生で体験している世代が減りつつあり、折にふれ改憲論議へ持ち込もうとされる今、これからを生きる我々はどのような思いでこの憲法が成立したのか知っておくべきではないかと感じました。
民間、政府、皇室、GHQ、マッカーサー個人それぞれの立場から描かれており興味深い。
一度提出した案を却下された時に初めて政府は「敗戦」ということを実感したのではないでしょうか?
変えるか変えないかの決定・意思表示は別として、それまでの過程を理解するのはとても重要なことなのではないでしょうか。

【レビュアー 546592】
小中学校で学習して以来はじめて日本国憲法の全条文を読み返した。漫画で描かれているので非常にわかりやすく、憲法の精神を改めて再確認したが、本書の最もインパクトのある所は、憲法作成過程の綱渡り状態ではないだろうか。マッカーサーがいなければ、もしくは、2/26という日付を意識していなければ全く異なる憲法になっていた可能性が大きく、日本の戦後も大きく変わっていただろう。理想を追い求める先人たちの努力を理解したうえで、憲法議論を真摯に行っていくことが非常に大切なことだと思う。

【レビュアー 466417】
●「難しいいえ、とっても読みやすい!」

正直言うと最初みたとき 絵が古臭いなって思ったのですが読み進めていくと気にならないし、読み進めていくとすごくわかりやすかった!

そして、ギャグ調の漫画と 線の細い実物画みたいなのを使い分けているのでリズムがすごく生まれてそれもすらすらと読みやすかった。

間、あいだに、文字ベースのみで解説もあるので正直テーマ的には難しいテーマだと思っていたのですがすらすら読めて、はじめて日本国憲法について触れた気がしました!

良い本だと思います!

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