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病気の子どものこころの世界

描画・箱庭・物語づくりから見えてくるもの

角田 哲哉 著

刊行年月日:2018/06/11
ISBN:978-4-422-11680-8
判型:A5判
造本:並製
頁数:204頁

苦悩と希望が交錯する鮮烈なイメージの数々

教師として、心理臨床家として20年以上にわたって病弱教育の現場に立ち続けてきた著者が描き出す病気の子どもたちのイメージの世界。慢性疾患や精神疾患、発達障害で苦しむ子どもたちに特徴的な表現とはどのようなものか、そしてそれらは心理臨床的な関わりによってどのように変化していくのか。先の見えない暗闇の中で必死に格闘しながらも前に進んでいく子どもたちの魂の物語を41の事例、100点以上もの作品で紡ぎ出す。

◎目次

はじめに

序章 病気の子どもの学校生活
  病気の子ども/入院生活の中で/命のはざまで/こころを開く

第1章 心理療法における表現活動
 1 ユング心理学とイメージ
  情動とイメージ/身体や心との対話
 2 樹木画に現れたこころの世界
  内的自画像/病気や治療の反映/心的葛藤と身体イメージ/発達障害の樹木/イメージの変化
 3 風景構成法に現れたこころの世界
  風景構成法とは/心の風景/変容の象徴/病状の反映/心の傷つき/発達障害の風景
 4 箱庭に現れたこころの世界
  空間象徴/病気の象徴/身体と心の関係/テーマとストーリー
 5 描画や物語づくりに現れたこころの世界
  絵が訴えるもの/シンクロニシティ/描画の意味/内的メッセージを受け取る/入院児と退院児/意味を見出す
 6 俳句イメージ法に現れたこころの世界
  俳句イメージ法の創出/自身の投影/生と死、病気/死と再生/自分の物語をつくる
 7 病気の子どもの無意識的身体心像と意識の水準
  無意識的身体心像/意識の水準

第2章 自分自身の人生の物語をつくり上げていった子どもたち
 1 物語づくりを通してこころの再生を成し遂げた幸代
 2 箱庭や物語づくりを通して自己イメージを変容させていったレイ子
 3 こころの声に導かれて一歩を踏み出したゆう子

第3章 病気の子どもの表現と元型的なイメージ
 1 表現活動の意味
  存在の根拠を求める/表現活動の創造的側面
 2 老賢者と精神元型
  個性化の過程/独特なイメージ/意識水準と心理療法の器
 3 グッゲンビュール・クレイグの障害者元型
  病気や障害と関係するイメージ/障害者元型/新たな道を歩む力

おわりに
引用・参考文献
初出一覧

※著者紹介は書籍刊行時のものです。

[著]角田 哲哉(カクダ テツヤ)
角田哲哉(かくだ・てつや)
1958年生まれ。放送大学障がいに関する学生支援相談室准教授。専門は臨床心理学、特別支援教育。武蔵大学人文学部卒業、聖徳大学大学院児童学研究科博士前期課程修了、放送大学大学院文化科学研究科臨床心理学プログラム修了。病弱教育を中心に、30年以上にわたり特別支援教育に携わる。著書に『自立活動の指導』(教育出版)、『障害児のための授業法ハンドブック』(コレール社)などがある(いずれも分担執筆)。

  • 『病気の子どものこころの世界』チラシダウンロードはこちら
    >>>PDF:1.18MB

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