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戦闘技術の歴史4 ナポレオンの時代編
ロバート・B・ブルース 著 / イアン・ディッキー 著 / ケヴィン・キーリー 著 / マイケル・F・パヴコヴィック 著 / フレデリック・C・シュネイ 著 / 淺野 明 監修 / 野下 祥子 訳
内容紹介
戦略や戦闘技術を詳しく分析する好評シリーズ第4巻
ヨーロッパで覇権争いが繰り広げられたフランス革命からワーテルローの戦いまでの時代における戦略や戦闘技術を詳しく分析。ナポレオンをはじめ、ウェリントン公やネルソン卿といった偉大な指揮官はどのような戦いをしたのか。歩兵の役割や陣形から騎兵の活躍、指揮系統の発展、火砲と攻囲戦の進化、ナイルやトラファルガーなどの海戦まで。ナポレオンがその名を馳せた1792~1815年の戦争のすべてがわかる好評シリーズ第4巻。もっと見る
目次
第一章 歩兵の役割
縦長隊形/戦術の再考/革命戦争時の歩兵/共和国軍の創設/新しい軍隊の編制/革命における戦術/軽歩兵/火砲の革新/リヴォリの戦い 一七九七年一月一四〜一五日/フランス歩兵(一七九七年)/ナポレオンの展開/ナポレオン時代の歩兵/混合隊形/軍団/兵卒(猟歩兵─シャスール・ア・ピエ)/訓練野営/プロイセン歩兵/アウエルシュタットの戦い 一八〇六年一〇月一四日/最初の接触/増援隊/ロシア擲弾兵/戦術における進歩/ナポレオンのシステムへの対応/同盟軍の改革/マイダの戦い 一八〇六年七月四日/小戦の開始/フランス歩兵(一八一二年)/横隊と縦隊/さまざまな反応/兵卒(第九五施条銃連隊)/ナポレオンの百日天下戦争/ワーテルローの戦い 一八一五年六月一八日/戦闘開始/騎兵の攻撃/結論/兵卒(第九二歩兵連隊、ゴードン・ハイランダーズ)
第二章 騎兵の戦闘
騎兵の馬/隊形と規律/アイラウの戦い 一八〇七年二月七〜八日/フランス騎兵(第七胸甲騎兵連隊)/雪中の彷徨/ミュラの攻撃/きらめくサーベル/擲弾騎兵/騎兵の種類/騎兵による追撃/ソモシエラの戦い 一八〇八年一一月三〇日/ポーランド騎兵への命令/攻撃開始/任務以上のこと/峠の殺戮/近代の騎士/胸甲騎兵の装備/竜騎兵/オーストリア竜騎兵/ボロジノの戦い 一八一二年九月七日/フランス軍槍騎兵(軽騎兵)/ミュラの前進/騎兵(第一驃騎兵連隊)/大多面堡/多面堡の占領/それまでにない慎重さ/騎兵の戦術/槍の復活/カトル・ブラの戦い 一八一五年六月一六日/ウェリントンの対応/イギリス軽竜騎兵/ケレルマンの攻撃/イギリス近衛騎兵連隊騎卒/方陣に対する攻撃/血まみれの引き分け/結論
第三章 指揮と統率
スイス選抜歩兵将校(第三スイス連隊)/将校団/国王軍と国民衛兵/フリューの戦い 一七九四年六月二六日/コーブルク公の到着/軍隊編制の進化/行軍は個別、戦闘は団結/アウステルリッツの戦い 一八〇五年一二月二日/マックの誤算/ヴァイローターの作戦/同盟軍の攻撃/指揮と幕僚制度/同盟軍の改革/ヴァグラムの戦い 一八〇九年七月五〜七日/オーストリアの準備/フランスの防御/王室騎馬兵将校(イギリス)/カール大公、猛攻撃に立ち向かう/二日目/同盟軍の戦争/ライプツィヒの戦い(諸国民戦争) 一八一三年一〇月一六〜一八日/ライプツィヒ/ナポレオンの反撃/一九世紀に向かって
第四章 火砲と攻囲戦
野戦砲の発達/リヒテンシュタイン・システム/グリボーヴァル/射程距離と砲弾/革新的なシステム/許容誤差の厳格化/騎砲兵/一一年式火砲システム/砲撃戦の時代/同盟軍の砲兵隊/フランス軍の指揮と統率/フリートラントの戦い 一八〇七年六月一四日/セナルモンの進撃/独立兵科としての砲兵隊/リュッツェンの戦い 一八一三年五月二日/攻囲戦/工兵部隊/バダホス攻囲戦 一八一二年三〜四月/堅固な防御施設/ハンブルク攻囲戦 一八一三年一二月〜一八一四年五月/ダヴーの指揮/攻囲下/名誉ある退去
第五章 海戦
攻撃力/艦隊戦術/海外での争い/ナイルの戦い(アブキール湾の戦い) 一七九八年八月一日/ブリュエイスの戦闘準備/ネルソンの戦闘開始/ナポレオンの脱出/トラファルガーの海戦 一八〇五年一〇月二一日/回避と追跡/分岐点/両艦隊の交戦/ネルソン、倒れる/分析/そのほかの戦い/レユニオンの戦い 一八一〇年/アメリカという要素/五大湖での軍事行動 エリー湖 一八一三年九月一〇日/シャンプレーン湖
【各地の戦略地図】
リヴォリの戦い(一七九七年)
アウエルシュタットの戦い(一八〇六年)
マイダの戦い(一八〇六年)
ワーテルローの戦い(一八一五年)
アイラウの戦い(一八〇七年)
ソモシエラの戦い(一八〇八年)
ボロジノの戦い(一八一二年)
カトル・ブラの戦い(一八一五年)
フリューの戦い(一七九四年)
アウステルリッツの戦い(一八〇五年)
ヴァグラムの戦い(一八〇九年)
ライプツィヒの戦い(一八一三年)
フリートラントの戦い(一八〇七年)
リュッツェンの戦い(一八一三年)
バダホス攻囲戦(一八一二年)
ハンブルク攻囲戦(一八一三年)
ナイルの戦い〈アブキール湾の戦い〉(一七九八年)
トラファルガーの海戦(一八〇五年)
レユニオンの戦い(一八一〇年)
エリー湖の戦い(一八一三年)もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]ロバート・B・ブルース(ブルース,ロバート・B)
テキサスのサム・ヒューストン州立大学の准教授。カンザス州立大学で博士号を取得し、軍事史についての著作多数。ナポレオン歴史協会の会員であり、フランス軍についての権威として世界的に認められている。[著]イアン・ディッキー(ディッキー,イアン)
12歳のときにローマ軍の大砲を描いた絵をみて軍事に興味を持つ。イギリス在住の古代史協会の会員。Army & Navy Modelworld、Military Hobbies、Miniature Wargamesなどの雑誌で編集者をつとめている。[著]ケヴィン・キーリー(キーリー,ケヴィン)
ウェストポイントのアメリカ陸軍士官学校を卒業し、海兵隊砲兵将校として退役。著作にArtillery of the Napoleonic Wars 1792-1815、Once There Were Titans: Napoleon's Generals and Their Battles, 1800-1815がある。ノースカロライナ州でに妻と息子と暮らしている。[著]マイケル・F・パヴコヴィック(パヴコヴィック,マイケル・F)
ハワイ大学マノア校で博士号を取得。現在はロードアイランドのニューポートにあるアメリカ海軍大学校で、戦略と政策の准教授をつとめている。共著にWhat is Military History? があり、そのほかに軍事史のさまざまなテーマについて発表している。[著]フレデリック・C・シュネイ(シュネイ,フレデリック・C)
ノースカロライナ州のハイポイント大学教授。パデュー大学でヨーロッパの軍事史を学び、博士号を取得。ヨーロッパの戦争についての数冊の著作があり、軍事史協会の地区代表をつとめている。[監修]淺野 明(アサノ アキラ)
東北大学大学院修了。2002~2003年ロシア科学アカデミー・ロシア史研究所に留学。ロシア中世・近世史専攻。現在、山形大学人文学部教授。主な業績に、小倉欣一編『近世ヨーロッパの東と西――共和政の理念と現実』(共著、山川出版社、2004年)、論文「スモレンスク戦争(1632-34年)とロシアの軍隊」(『ロシア史研究』66号、2000年)、翻訳「T.B.チュマコーヴァ『外国人のみたロシアにおけるツァーリの権力(16-17世紀)』」(『山形大学歴史・地理・人類学論集』10号、2009年)などがある。[訳]野下 祥子(ノゲ ショウコ)
福岡県出身、西南学院大学法学部卒業。国際会議の運営にたずさわったあと、翻訳業に。訳書にS・D・ペリー『バイオハザード(4)~(6)』(中央公論新社)、共訳書にエイドリアン・デスモンド、ジェイムズ・ムーア『ダーウィンが信じた道』(NHK出版)など多数。もっと見る
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