国際的なガイドラインでは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)への第一治療選択として、トラウマに焦点を当てた認知行動療法が推奨されています。このたび、独立行政法人日本学術振興会 外国人招へい研究者事業(短期)の一環として、認知処理療法(Cognitive Processing Therapy: CPT)の開発者であるResick教授をお招きし、認知処理療法の基礎的な技術や知識を習得する研修を企画いたしました(※逐次通訳付き)。

認知処理療法(CPT)は、30年以上の歳月をかけて効果検証と改良が重ねられてきた治療法です。その有効性は虐待、性被害、戦争トラウマなど、様々なPTSD患者への有効性が示されています。CPTは個人療法としても、集団療法としても有効性が認められており、現在、米国の退役軍人局で最も幅広く提供されています。また、日本、ドイツ、コンゴ共和国、イラクなどの世界各国で検証が進みつつあります。2017年には、米国にてこれまでの研究と臨床実践の集大成として、『トラウマへの認知処理療法:治療者のための包括手引き』が出版されました。今回の研修では、この日本語翻訳版をテキストとして、認知処理療法の技能習得を目指します。

概要

開催日時
2019年3月19・20日(火・水) 
9:00-17:00
※9時より開場・受付開始/9時半より研修会開始
講師
パトリシア A. リーシック教授(Patricia A. Resick Ph.D., ABPP)
※逐次通訳付き
対象者
精神科等の医師、心理士、看護師、精神保健福祉士等、トラウマに関連した臨床に関心のある方
研修内容
主題:
心的外傷後ストレス障害に対する認知処理療法の臨床研修
課程:
認知処理療法の理論と基本原則
CPTにおける心理教育の方法
ABCシートとスタックポイントの同定
出来事の意味筆記
ソクラテス式問答と認知再構成法
認知再構成の対象となる5つのテーマ
研修費用
35,000円(銀行振込)
定員
90名[先着申込順]※定員に達しましたので受付を締め切りました
会場
兵庫県こころのケアセンター
  • 研修費用には2017年に米国で出版された『トラウマへの認知処理療法:治療者のための包括手引き』の邦訳版(2019年 創元社より出版予定 税込価格5,184円)が含まれています。テキストは当日配布いたします。
  • 本研修は、日本精神神経学会の専門医療制度ポイント対象研修、及び、日本臨床心理士資格認定協会の資格更新の際のポイント対象研修として申請予定です。
  • 全課程を受講された方には修了証を授与いたします。なお、遅刻、欠席、早退等ある場合には、修了証を授与できないことがございますのでご注意ください。

主催:国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター
共催:株式会社 創元社
後援:兵庫県こころのケアセンター

講師

パトリシア A. リーシック教授

パトリシア A. リーシック教授

デューク大学医療センター教授
国際トラウマティック・ストレス学会 Past President(2008-2009年)

PTSDやその治療に関する世界的権威であり、主要な学術雑誌等に300編近くの論文を発表。国際トラウマティック・ストレス学会会長、米国行動認知療法学会会長、米国退役軍人局国立PTSDセンター女性の健康科学部門長、国立女性への暴力予防センター共同センター長、ボストン大学精神医学・心理学教授などを歴任。

お申し込み

定員に達しましたのでお申し込みの受付を締め切りました。

参加申し込みフォーム

【申込期限】2019年2月28日まで

  • 研修費用は、お申し込み後に届く自動返信メールに記載されている銀行口座へお振り込みください。振込期日までに入金が確認できない場合は、自動的に申込キャンセルとなりますのでご注意ください。
  • 3営業日以内に事務局からの自動返信メールが届かない場合は、送受信エラーが考えられますので、下記問い合わせ先までお尋ねください。
  • 申し込みが定員(90名)に達し次第、応募は締め切らせていただきます。

会場アクセス

兵庫県こころのケアセンター
〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目3番2号
TEL:078-200-3010
鉄道
阪神電鉄「春日野道」駅東口から南へ徒歩約8分
阪急電鉄「春日野道」駅から南へ徒歩約16分
JR「灘」駅から南西へ徒歩約25分
バス
神戸市営バス「日赤病院前」バス停から南へ徒歩約3分

お問い合わせ

株式会社 創元社内 認知処理療法研修会事務局
〒541-0047 
大阪市中央区淡路町4丁目3-6
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