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武器の歴史大図鑑

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戦争は外交・戦術論・戦力論など、
さまざま側面をもつ複雑な過程であるが、
本書が挑戦したのは「武器」という戦争の基盤となる
テクノロジーの発展という視点から、
戦争の歴史を読み解こうというユニークな試みである。
旧石器時代から、アフガン戦争・イラク戦争にいたるまで、
幅広い時間的、地理的範囲の武器発展の歴史をカバーし、精巧な武器の写真と含蓄のある解説文が見るものの目を引く。
読者は本書によって、その時代の戦争の実態を至近距離で感じることができるだろう。

リチャード・ホームズ (編), 五百旗頭 真 (監修)
山口 昇 (監修), 山崎 正浩 (翻訳)

武器の歴史大図鑑

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武器の歴史大図鑑

五百旗頭 真

人が身近に手に取る武器、身につける防具を、人類史的な拡がりをもって本書は描き出す。
旧石器時代から21世紀のアフガニスタン戦争まで収める点で、時間的に人類史的である。
ヨーロッパだけでなく、中国や日本、モンゴルやイスラム世界、アメリカ、オセアニア、アフリカの歴史的な武器を扱う点で、空間的にも人類史的である。(監修者序文一部抜粋)

五百旗頭 真(いおきべ・まこと)[日本語版監修者]
京都大学法学部卒。前防衛大学校長。神戸大学名誉教授。日本学術会議会員。東日本大震災復興構想会議議長。
平成23年度文化功労者。専門は日本政治外交史、政策過程論、日米関係論。著書に『米国の日本占領政策』(上・下)、
『日米戦争と戦後日本』、『占領期─首相たちの新日本』、『戦後日本外交史』(編著)、『日米関係史』(編著)、
『歴史としての現代日本』など。

リチャード・ホームズ

[英国版編者]
クランフィールド大学、英国国防学院両校の軍事・安全保障学教授。著書に英国兵を題材にしてベストセラーになった3部作Redcoat、Tommy、Sahib がある。近著にDusty Warriors: Modern Soldiers at War。BBC2 などのテレビ番組にも多数出演。長年にわたって武器と防護具に関心を持っており、王立武器博物館の評議員でもある。
 

山口 昇(やまぐち・のぼる)

[日本語版監修者]
防衛大学校卒。陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程修了。フレッチャー法律外交大学院修士課程修了。ハーバード大学オリン戦略研究所客員研究員、在米大使館防衛駐在官、防衛研究所副所長、陸上自衛隊研究本部長などを歴任。元陸将。現在、防衛大学校教授。専門は日米同盟、安全保障論、軍事史。著作に『日米同盟とは何か』『抑止力を問う』(ともに共著)
 

山崎正浩(やまざき・まさひろ)

[翻訳者]
慶應義塾大学卒。聖公会神学院(英国国教会系神学校)卒。翻訳家。主な訳書に『地図と絵画で読む聖書大百科』(共訳)、『図説聖書人物記』、『図説ギリシア・ローマ神話人物記』など。
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武器の歴史大図鑑

リチャード・ホームズ (編), 五百旗頭 真 (監修),山口 昇 (監修), 山崎 正浩 (翻訳)
定価:13,200円(税込)
英国王立武器博物館の協力と、戦争史の最高権威のもとで監修された、世界各地の武器・防具を網羅した、壮大なビジュアル図鑑。

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