古代ローマ帝国トラベルガイド
レイ・ローレンス著/月森左知訳
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新潟日報 2010年12月3日
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紀元300年ごろの"名所"
著者はローマ帝国の変遷、当時の建築、文化などに造詣の深い考古学・古代史研究者だ。紀元300年のころの古代ローマ人が書いたガイドブックの形をとって、当時の観光スポットに読者を案内するという趣向の本だ。
午後2時台に正餐をとるのが一般的で、食後にはつまようじと耳かきを使うのが普通だったなど、現代の常識と異なる解説が多く興味深い。観光の目玉だった戦車競技では25万人もの観衆が大競技場を埋め尽くしたことや、水道橋で運ばれた水が噴水に供給され、飲み水にもなったことなど読みものとしても楽しめる。
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