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笑いの世紀
日本笑い学会編

  • 中国新聞 2009年8月30日
  • 硬軟さまざまな論文集

    学会の論文集というと半分も読まないうちに疲れてくるものだが、本書は全く退屈しない。収録されている文章がバラエティーに富んでいる。笑いについてマジメに研究しているものもあれば、文章で笑わせようと芸を見せるものもある。硬軟さまざまなのだ。(略)
    笑いと健康の関係に関する文章もたくさん載っている。医師・松本治朗は笑いと胎教の関係を研究している。妊婦に落語を聞かせると胎児はどう反応するか。母親が笑うと胎児も活発に動く。ところが、落語家がへたくそだと胎児も眠ってしまう。胎児は正直だ。へたくそな落語家だけ名前を伏せてあるところが笑いを誘う。マジメな研究論文でも、ユーモアと心配りを忘れない。日本笑い学会の本質が出ている。
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