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上方演芸大全
大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方) 編

  • 毎日新聞 08年12月21日
  • 上方の「お笑い」を集大成

    漫才や落語、喜劇など上方の「笑いの文化」を歴史的に考察し、その魅力に迫った『上方演芸大全』(大阪府立上方演芸資料館〈ワッハ上方〉編)が創元社から刊行された。
    ジャンル別と「作家・裏方」「劇場・寄席・小屋」などの9章で構成。各分野に精通した研究者や評論家が執筆した。「漫才」の章の冒頭では、家の繁栄と長寿を願う言祝(ことほぎ)の芸能「千秋万歳(せんずまんざい)」から「万才」を経て「漫才」へ、という表記の変遷を説明。物まねや曲芸、奇術など、講談や落語の間に披露される「色もの」と呼ばれる諸芸についても、詳しく説明している。
    用語解説や藤山寛美ら表舞台のスター紹介だけでなく、演芸作家や放送作家の仕事にも光を当てた。300点を超える貴重な図版・写真も掲載。
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