上方演芸大全
大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方) 編
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日本経済新聞 08年12月7日
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上方演芸を集大成
上方演芸の歴史と魅力を集大成した『上方演芸大全』(創元社)が刊行された。
編集にあたったのは大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)。同館開館十周年を機にスタートした企画で、二年余りかけて完成した。漫才、落語、喜劇、浪曲、講談をはじめ、色物などとも呼ばれる奇術などの諸芸、演芸を取り扱ってきたメディアや劇場、寄席、さらには作家や裏方にいたるまでを解説、展望している。
執筆にあたったのは演芸作家や芸能番組のプロデューサーら二十二人。歴史を記録するだけでなく、現在の状況まで目配りした内容で、メディアを扱った章では「デジタル化時代と演芸」といったテーマも取り扱っている。漫才や落語の名鑑では現役世代のコンビや落語家も多数収めた。
写真や図版も三百点余り掲載、江戸期の演芸の様子を伝える浮世絵や挿絵から、戦前の演芸の様子を写した写真など、多彩な図版から目で楽しむ事典としても使える。資料編として上方演芸関係の賞の受賞一覧、年表を付した。
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