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奈良名所むかし案内
本渡章 著

  • 月刊奈良 07年10月号
  • 江戸時代は「名所」が生きていた。中世の歌枕以来のイメージの厚みと、庶民観光の爆発のエネルギーが織り合わさって、混沌とした熱気に溢れていたという。 その江戸時代に大ヒットした旅行書シリーズ「大和名所図会」から場面を厳選し、絵ときスタイルという独自の趣向で、古今の習俗や人間模様を活写する案内 書。
    南都の寺、飛鳥の名所から四季の行楽地、修験の峰々や水辺、そして奈良人の暮らしや生業もテーマに、江戸期の奈良と現代をつなぐ生活文化や歴史、地理が分かる全30景の名所が登場する。
    どこからでも、名所絵のページを開いて、ぼんやりながめてみよう。解説ページの絵と本文を見くらべると、まるで旅歩きのように読みすすめられる。2010年平城遷都1300年記念事業を控えて、悠久の歴史力と奈良人の暮らしがわかる本だ。
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