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旧暦読本
岡田芳朗 著

  • 月刊言語 07年6月号
  • 一年三六五日を記したカレンダー(太陽暦)と共に日々を過ごしているが、旧暦(太陰太陽暦)が記されているものも多い。小暑や大暑、立秋などの二十四節 気、「暦の上では秋ですが...」という挨拶における暦も旧暦である。その旧暦が今静かなブームになっている。著者は理由として「ゆとりのある生活を自分のも のとするヒントを教えてくれるからでしょう」と述べている。旧暦の面白さと意義を理解することが、心にゆとりを生み、人生を豊かにしてくれる。
    そもそも旧暦とは何であろうか。本書は旧暦およびその暦註を理解するために、十二章立てにして分かりやすく説明している。そこでは、日本の暦(江戸時代の 地方暦や官暦)からアジアの暦やヨーロッパの暦、二十四節気、十干十二支、更に時刻制度、雑節・五節句の話に及んでいく。
    古典文学の理解のためだけではなく、国語の幅を広げる基本図書の一冊としてご一読いただきたい。
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