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なにわ大阪 食べものがたり
上野修三 著

  • サライ 07年12月20日号
  • 大阪の伝統的食材を再発見する歳時記

    大阪料理とはなにか。かつて名割烹『天神坂上野』の主人であり、現在は食の随筆家として活躍する著者は、それを常に念頭に置いてきた。辿り着いたの は「なにわ野菜」「なにわ魚介」といった地場の食材である。江戸時代は、天下の台所と称されるほど食材に恵まれた地。しかし現在、その多くは消滅しつつあ る。本書は、伝統的な食を後世に伝えるための歳時記だ。
    たとえば、冬なら田辺大根。現在では数人の有志のみが栽培する地野菜は辛みがあり、大根飯が絶品だという。そして地元・泉南で揚がる蝦蛄。調理法とともに食の行事や慣習なども紹介。食文化の深奥を再発見できる。

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