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旧暦読本
岡田芳朗 著

  • 日本暦学会 第14号
  • (「会員の著書紹介」より)

    多忙で殺伐とした現代生活のなかでゆとり回復への潮流の一環であろうか、近年、旧暦ブームともいわれ、旧暦についての本やカレンダーが出回っているが、情 緒的で単なる懐古趣味的な旧暦指向のものが多い。正確な知識に基づき、長短を正しく理解して生活に生かしていこうとする本書のような視点が必要である。
    旧暦についての一通りの知識とともに、江戸時代の各種の暦を写真で紹介し、実例をもとに読み方の解説を行っている。潮の干満が歴史の岐路となったエピソー ドは興味深い。平易な文章のなかに詰め込まれた内容の高度と情報量はかなりのものである。巻末の平成十九年から五年間の暦も参考になろう。

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