新装版 人を動かす
D・カーネギー 著/山口博 訳
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岩手日報 07年1月13日
徳島新聞・山陰中央新報・北日本新聞・南日本新聞・福井新聞・北国新聞・秋田魁新報 07年1月14日
下野新聞 07年1月19日
山形新聞・山梨日日新聞 07年1月21日
信濃毎日新聞夕刊 07年1月26日
河北新報・埼玉新聞・長崎新聞 07年1月28日夕刊
神戸新聞・静岡新聞・東奥日報 07年2月4日
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売り手(あるいは部下や子)には、客(あるいは上司や親)が威張り散らすだけの無理解な存在に見えて、客には、売り手が身勝手で気が利かないように見える―。人間はどちらの立場も経験するのに、この不満を解消できないのではないか。
そうでなければ、本書(原書初版はなんと1936年)の日本語訳が440万部の超ロングセラーにはならないだろう。版元によると、いまだに毎年数万部が売
れ続け「新入社員や大学生が先輩や教師、親から薦められ手に取るケースが多い」という。やはり世代を超え、みな悩んでいるのだ。
ページをめくると、普遍的で分かりやすいエピソードが次々と紹介される。随所に金言がちりばめられた人生訓だ。
つい怒鳴ってしまった後には、こんな言葉はいかが。「人の気持ちを傷つけることで人間を変えることは絶対にできず、まったく無益である」
何度教えても物覚えが悪いと愚痴りたいときには「人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ」と諭してくれる。
"分からず屋"をへこましてやろうと、必死に論破したところで「嘲笑や非難で意見を変えさせることは不可能だ」。相手の言い分が明らかに間違っていると思うときは「偉人は、小人物の扱い方によって、その偉大さを示す」なんてね。
では、どうすれば良好な人間関係を築けるのか。自分は重要な存在だと思いたいところが人間の弱点なのだから、常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考え、相手をほめることが成功への第一歩と説く。
以下の注意書きもお忘れなく。「本書の原則は、それが心の底から出る場合にかぎって効果をあげる。小手先の社交術を説いているのではない。新しい人生のあり方を述べているのである」
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