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ライバル日本美術史
室伏哲郎 著

  • 出版ニュース 08年4月上旬号
  • 幕府御用絵師・狩野派の狩野永徳VS長谷川派の長谷川等伯は有力なライバル同士だった。浮世絵版画の風景画のジャンルで江戸っ子の人気を二分した葛飾北斎 VS歌川(安藤)広重、陶芸の天才・北大路魯山人VS名匠・加藤唐九郎、さらには、国際舞台で活躍した版画家・棟方志功VS池田満寿夫まで、日本美術史に おける30人の巨匠・大家・鬼才を取り上げ、対決させて比較を試みるという斬新な日本美術への誘い。<相対峙し相互に批判し合い、挑発を続ける、魅 力的なライバルの存在こそ、優れた作品が誕生する強力なジェネレーター>だと、著者の狙いは、日本美術の真の面白さ、豊かさを知るための鑑賞眼を養 うところに。鑑賞の手引きも懇切丁寧だ。
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