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世界の古代遺跡
アンリ・スティルラン 著/森山隆 訳

  • 読売新聞 07年3月25日
  • エジプト・ギザのピラミッド群から、その頂点に置かれるキャップ・ストーンが失われているのは知っていたが、真上から見せられると一目瞭然だ。むしろ、案外広い空間になっていることに驚く。
    古代の街並みや当時の風俗をよく伝える壁画で有名なイタリアのポンペイ。遺構の図面から想像していたイメージを、はるかにしのぐ街の広さに圧倒される。
    インドネシアの仏教遺跡ボロブドゥールやギリシャのアクロポリスなど、どのような景観の中にそれらが存在しているかを眺めることができ、思わぬ空中散歩を楽しめる。
    B3サイズより大きい53×39センチの大パノラマ航空写真で、世界的に著名な古代遺跡29か所を紹介した、折りたたみ式のビジュアル・ブックである。フ ランス・ノートルダム大聖堂などが掲載された第3巻の「世界の大聖堂・寺院・モスク」も刊行中。今後、「城と城塞」「宮殿」「20世紀の建築」が続刊予定。
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