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パーソナリティ障害の診断と治療
ナンシー・マックウィリアムズ 著/成田善弘 監訳

  • 精神分析研究 Vol.50
  • (前略)
    評者も長い間、大学院生に精神分析や精神分析的心理療法を教えてきたが、何を、どこまで、どのように教えていったらいいのだろうかといつも迷ってきた。必 要最小限な知識はどのようなことなのだろうか、どのように教えればいいのだろうか、どのような論文や文献を読んでもらったらいいのだろうかなど、いつも試 行錯誤ばかりであった。テキストもいろいろ試してみたが、これまで充分に満足できるものは見つけ出せなかった。
    本書は、こうした不満に充分に答えるものである。著者が目指したように本書は、フロイトから現代までの精神分析が大変要領よくまとめられており、初心者に とってはこの領域の道案内となるだけでなく、中堅の者にとってもこれまで学んできたことを今一度振り返るのに絶好の素材となるものである。評者のように大 学院生に精神分析を講義したり、初心の心理療法家に精神分析的心理療法のスーパーヴィジョンをしている者にとっては、是非とも一度使ってみたいテキストで ある。
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