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山片蟠桃と大阪の洋学
有坂隆道 著

  • 読売新聞 05年6月3日夕刊
  • 洋学史研究で多くの業績を残した著者の遺稿のうち、近世大坂の洋学者、山片蟠桃に関するものを中心にまとめた。蟠桃は金融業者として成功するかたわら、翻 訳書や解説書を通じて西洋の学問に親しんだ。著書「夢の代」で地動説を解説し、宇宙には太陽系に相当するものがほかにもあると推論、地球と同様に生命が存 在する星があるはずだと主張した。国史の分野では神話と歴史を分けることを提唱。また霊魂や怪異を全面否定した。現代人以上の撤退した合理主義者だったと 評価している。
    ほかにケプラーの第3法則と同じことを独自に案出した天文学者の麻田剛立、伊能忠敬に測量と地図作成法を指導した高橋至時ら。
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