山猿流自給自足
青木慧著
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室内 05年10月号
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なんでも自分で作る人。自給自足を貫く人。それが著者であり、ジャーナリストの青木慧さんだ。
いつまでたっても解決しない地球環境問題に嫌気がさして、都会を離れ、食べ物も暮し方も、山に分け入って、自分で考え手に入れることにした。自力で家を建てたのは、還暦に達した時のことだった。
日本中から見学者がやって来る。「忍者屋敷みたい」と言われる住宅には、住むための工夫がいっぱいだ。
家の基本構造は暴風に強いロの字型。真夏に外出する時は、熱気がこもらないように中庭側の引戸を開け放すことができる。農作物を自給する肥料のために鶏を飼い、池を造ってアマゴやコイを養殖する。幾つまで、どこまでやれるかは、やってみないと分らない。やってもみないで無念の死を迎えるよりは、完全燃焼で生抜こうと覚悟している。
青木さんは間もなく古希を迎える。
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