平野区誌
平野区誌編集委員会 編
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大阪人 05年11月号
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(「大阪人的『個書』の書庫」より)
平野区は昭和49年、旧東住吉区の分区によって誕生し、平成16年に区制30周年を迎えた。この年はまた、大和川の付け替えから300年にも当たっていた。しかも今年は、加美・瓜破・長吉の旧三村が大阪市に編入されて50周年である。
本書は、これを記念して製作された。平野区は石器・縄文・弥生・古墳時代を通じて遺跡が多く、室町時代には環濠を巡らせた自治都市として発展したところだ。先の大戦では戦火を免れ、歴史・民俗資料もたくさん残っている。
このため編集委員会は、堀田暁生・大阪市史編纂所長を委員長に、各分野の専門家で構成したが、その内容は親しみやすい。
特徴的なのは、「平野のくらし篇」である。年中行事、農家の仕事、衣食住、冠婚葬祭・・・・各地域の60歳以上の人たちから聴き取りした内容がベースになっており、貴重だ。また、「平野の民家」の家屋調査も、戦災を免れた地域ならではのものであろう。
制作費は区内各種団体の寄付でまかなわれた。A4判369ページ。掲載資料はほとんどがカラー。初めて公にされたものもある。
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