大阪力事典
橋爪紳也 監修/大阪ミュージアム文化都市研究会 編
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大阪人 05年3月号
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タイトルや編者名からすると、大阪に活気やパワーを生み出す文化資源を紹介した本のようだ。そこで「はじめに」や「あとがき」を見ず、本書を開いてみた。
見事に一本取られた感じである。最初の「大阪の文学」から引き込まれてしまった。「歴史」「今」「未来」といった視点をベースに、自由にその神髄・本質に触れていく。だから、滅法面白い。
本書は大阪の文化を形づくっている要素で項目立てし、その元となるコンテンツ(モノ・コト・ヒト)について、それぞれの分野で活躍するエキスパートが独自の思い入れを大事にしながら、2~4ページの文章にまとめあげている。うんちくもあれば、批評精神の発露もある。大阪文化事典には違いないが、そこのところに面白さの"ツボ"がある。
「大阪が保有する魅力的なコンテンツを再認識することができる読み物にする」という編集のねらいは、ズバリ当たったと言えよう。読んで知識が広がることもうれしい。
付録の「大阪市内を中心とするまちづくりに関わるNPO等一覧」も参考になる。
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