私たちはこうしてマンション建替えに成功した!
深谷第二住宅建替推進委員会 著
-
読売新聞(大阪版) 05年12月6日
-
老朽マンション建て替え14年の記録 千里の住民らが出版<
分譲住宅の老朽化が問題となっている千里ニュータウンで、マンション居住者全員の合意のもと、約14年がかりで建て替えに取り組んだ豊中市新千里東町の深谷第二住宅の住民が、「私たちはこうしてマンション建替えに成功した!」(創元社)を出版した。設計コンペや行政との交渉時の苦労などをつづっており、住民らは「私たちが歩んだ記録が何かの参考になれば」としている。
1968年建設の深谷第二住宅(4階建て7棟、120戸)の住民は、90年4月に「建物リフレッシュ検討委員会」を結成。バブル経済崩壊で一時は夢をあきらめながらも、組織を「建替推進委員会」に改め、住民や施工業者らと何度も意見を交わしながら、2003年8月に「ジオメゾン新千里東町」(15階建て4 棟、218戸)を完成させた。
本では法律や専門用語の解説に加え、建て替えの過程をわかりやすく紹介。住民の熱意や、普段からのコミュニケーションの大切さも記している。
執筆した同委員会は「マンションの建て替えには、人の和が重要。全員合意に向け、粘り強く話し合いを進めていくべき」としている。
- 戻る >>