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モダン道頓堀探検
橋爪節也編著

  • 日本経済新聞 05年8月22日夕刊
  • "大大阪"の文化味わう

    大正時代の末期、大阪市は東京市を抜いて日本最大、世界第六位のマンモス都市"大大阪"だった。そこに開花したモダンな芸術文化を味わうため、大正時代の道頓堀にタイムスリップした。
    まずは戎橋筋から浮世小路まで歩く。柴藤で名物きりまむしを食べ、芝居の街の道頓堀五座を堪能、入江呉服店で日本画家たちの熱い議論を聞く。明陽軒の洋食、丸万の魚すき、どちらで立ち止まるかは自由だ。
    法善寺横町から堺筋までも、落語を楽しみ、甘栗(あまぐり)を食べ、カブトビールを飲んで大満足。洋傘店でショールを売っていたり、天文台が実は物干し台だったりと驚くことばかり。散策は堺筋から太左衛門橋交番、さらに太左衛門橋から再び戎橋へ。収録された写真や絵はどれも人でいっぱい。大阪は文化の薫りが満ちた活気ある都市だったことがわかる。
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